60位に沈んだ松山英樹に丸山茂樹が「あれだけ乱れるのは珍しい」

　10年連続出場の松山英樹は60位に終わりました。あれだけアイアンショットが乱れるのは珍しい。大会2日前に首の痛みを訴えたように、やっぱり体調不良がゴルフに出ちゃったんじゃないですかね。しょうがないですね。けがは災害みたいなもんですから。どうしようもないですよ。

　星野陸也（26）も60位。3日目に69で回ったんですが、最終日の難しさを味わいましたね。毎年ちょっとずつ成長してはいるので、これも糧にしてほしいです。

　さて、タイガー・ウッズ（46）は3日目のプレーを終えて棄権しました。彼に関しては無理して出なくてもよかったんじゃないかと思いますけどね。メジャーだからどうしても、ってのがあったんだろうと思いますけど。じっくり治して4日間思いきりプレーできるようになるまで、自分自身にそんな厳しい試練は与えなくていいと思いますけどね。

丸山茂樹（まるやま・しげき）／1969年9月12日、千葉県市川市生まれ。日本ツアー通算10賞。2000年から米ツアーに本格参戦し、3勝。02年に伊澤利光プロとのコンビでEMCゴルフワールドカップを制した。リオ五輪に続き東京五輪でもゴルフ日本代表監督を務めた。セガサミーホールディングス所属。

※週刊朝日 　2022年6月10日号