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仕事のパフォーマンスを向上させるには、上質な睡眠が欠かせない。そこで、元バレーボール日本代表の木村沙織さんと、東京科学大学の駒田陽子教授が対談。「睡眠」をテーマに、体調管理のヒントやストレス解消法などについて話し合ってもらった。
現役時代は昼寝が必須
休息をとることを大切に
元バレーボール女子日本代表
木村 沙織さん
17歳で日本代表入りして以降、4大会連続で世界大会に出場しエースアタッカーとして活躍。2012年から2シーズン、トルコリーグでプレーし優勝も経験。17年3月に現役を引退し、現在はマルチに活動中。23年2月に男児を出産した。
──木村さんはアスリート時代、体のメンテナンスをどうされていましたか?
木村質の高い食事や睡眠をバランスよく一日に組み込んで、厳しい練習の中でも体を休めることを意識していました。
駒田昔の日本では練習に多くの時間をかける根性論が浸透していましたが、近年、休息の重要性が見直されていますね。
木村海外のチームは、上手に休息をとっていて驚いた経験があります。日本は午前も午後も練習して、世界に勝つためには練習量で勝負という考え方。一方、例えば米国では、午前中にしっかり練習して午後はフリーにすることも。日本もそれにならってみると、半日練習のほうが、練習と休息のメリハリができて夜もぐっすり眠れるし、体が軽くて調子がよかったです。
駒田それは興味深いですね。
木村日本代表のときは、監督の指示で20~30分ほどの昼寝を取り入れていました。頭がスッキリして午前中の練習の疲れもなくなり、午後の練習に向けてのスイッチになっていたと感じます。
駒田昼寝はよい習慣ですし、私たちビジネスパーソンにも応用できます。会社の昼休みに仮眠できると頭がクリアになり、午後のパフォーマンス向上につながるでしょう。ところで、夜の睡眠はいかがでしたか?
木村4~5時間くらいしか寝ていなかったと思います。夜に体のケアや相手チームの研究などをすると、就寝が深夜1~2時でしたから。眠くて練習中に集中力が続かないこともありました。
駒田誰にでも言えることですが、睡眠時間を十分に確保することは重要です。40カ国の成人1万人以上を対象とした国際共同研究では、睡眠時間をしっかりとることで睡眠の質と幸福感が高くなることが明らかにされています(※1)。
木村睡眠をとる目安は、何時間くらいがよいのでしょう?
国立大学法人 東京科学大学
リベラルアーツ研究教育院
駒田 陽子教授
専門は睡眠学、時間生物学、健康科学。早稲田大学第一文学部哲学科卒業、同大学院人間科学研究科生命科学専攻修了。博士(人間科学)。東京医科大学睡眠学講座准教授、明治薬科大学薬学部准教授などを経て、2022年4月から現職。
駒田働き世代は7時間とれると理想的です。ところが睡眠時間が6時間未満の人の割合は、働き世代では男性30~50歳代、女性40~60歳代で4割を超えていると報告されています(※2)。また生活が夜型化してしまうと、気持ちの落ち込みにつながる(※3)といわれているので、注意が必要です。
木村先生ご自身は睡眠でどのようなことを心がけていますか?
駒田昼間はなるべく外へ出て太陽の光を浴び、夜は部屋を暗くして、光のメリハリをつけて体のリズムを整えています。寝る2時間前からは、ブルーライトを避けることも忘れません。
木村私も出産してからは、睡眠に気をつけるようになりました。1歳の息子は外遊びをすると、明らかに昼寝の寝つきがよくグッスリ眠ってくれます。だからできるだけ外で光を浴びて、体を動かす機会を増やしています。夜も9時~9時30分には寝てくれますね。
ストレス解消法はお風呂
体と心をリフレッシュ
──木村さんは、アスリート時代にたくさんのプレッシャーがあったと思います。体だけでなく、心のメンテナンスも必要だったのでは?
木村そうですね。翌日に大事な試合があると、緊張して眠れなくなったり食欲が低下したりしたことも。そうすると、試合でミスをしたときポジティブでいたいのに、心が元気にならないんですよ。また国際試合などの大きな試合が終わると、決まって38度以上の熱を出しました。体が大きなストレスに耐えていたのかもしれません。
駒田木村さんのストレス解消法は?
木村ゆっくりお風呂に入ることです。大好きな音楽を流しながら、香りのよい入浴剤を入れて湯船に1時間ほどつかります。バレーボールはいったん忘れて体と心をリフレッシュさせる、毎日の楽しみでした。
駒田とてもよい方法ですね。大きなストレスには、体をいたわり休めることが大切です。ストレスを抱えると、頭でいろいろ考えてしまって眠れないときもあるはず。そんなときは、いったんベッドから出ることもよいですよ。場所を変えて雑誌などを読んで気分転換してからベッドへ戻ると、スムーズに眠れることがあります。
引退後は発酵食品を取り入れ
おなかにやさしい食生活に
──木村さんはアスリートを引退してから、体をすこやかに保つために配慮していることはありますか?
木村家族の食事に気をつけるようになりました。発酵食品に注目していて、酵素玄米や発酵玄米を主食に、野菜たっぷりの味噌汁、魚、納豆などを積極的に食卓へ取り入れています。おかげで私も夫も体が軽くなり、体調がよいと感じるようになりました。
駒田発酵食品に着目したのは、なぜですか?
木村実はカフェラテが大好きで、毎日何杯も飲んでいたら、胃腸に悪い影響が出て体調を崩したことがあるからなんです。胃腸の重要性を痛感した出来事でした。カフェインを摂り過ぎていたのでしょうね。今では、朝起きて白湯でおなかを温めたり、ミネラルウォーターやハーブティーなど、腸に刺激の少ない飲料を飲んだりするように心がけています。
駒田睡眠の見地からも、1日400㎎以上もしくは夕方以降のカフェイン摂取は、夜の眠りに影響するといわれています(※4)。コーヒー、紅茶、緑茶、ウーロン茶、栄養ドリンク、炭酸飲料といった飲料に含まれるので、知らずに睡眠の質も下げていたかもしれません。普段の飲料には、配慮できるといいですね。
──木村さんは、睡眠の質を向上させたり、腸をすこやかに保ったりすることを意識して摂取している飲料がありますか?
木村冷蔵庫には、いつも「ヤクルト」を欠かしません。私が子どもの頃は、定期的に自宅へ配達されていて本当にお気に入り! 今も「ヤクルト」を買い置きして、「Y1000」は、スーパーで見かけたら必ず買います。冷蔵庫に「ヤクルト」があるだけで、安心するんですよ。
駒田毎日飲んでいるのですね。
木村はい。家族の習慣となっています。特に「Y1000」は、おいしくて飲みやすく、私と夫は就寝前に飲んでいます。睡眠にこだわりのある夫は、睡眠の質が向上したような気がすると話していました。
駒田本日の対談を通して、木村さんがすこやかな体づくりはもちろん、睡眠も大切になさっていることが伝わってきました。睡眠ケアは、私たちにも十分アレンジできることばかりです。これからも、ぜひ今の生活を続けてください。
木村アスリート時代から睡眠や休息の重要性は知っていたつもりですが、先生のお話を伺って、特に睡眠のとり方で一日の充実感が違ってくると感じました。今日は楽しく勉強できました。ありがとうございます。
※1 Korman M, Tkachev V, Reis C, Komada Y, Kitamura S, Gubin D, Kumar V, Roenneberg T. Outdoor daylight exposure and longer sleep promote wellbeing under COVID-19 mandated restrictions. J Sleep Res. 2022 Apr;31(2):e13471. doi: 10.1111/jsr.13471.
※2 厚生労働省 令和4年国民健康・栄養調査
※3 Lok R, Weed L, Winer J, Zeitzer JM. Perils of the nighttime: Impact of behavioral timing and preference on mental health in 73,888 community-dwelling adults. Psychiatry Res. 2024 Jul;337:115956.
※4 厚生労働省 健康づくりのための睡眠ガイド2023
【乳酸菌 シロタ株の研究報告】 一時的な精神的ストレスがかかる状況でのストレスの緩和/睡眠の質向上
メーカー希望小売価格130円(税別)/本 1本100ml
機能性表示食品(製品・成分評価)
届出表示:本品には乳酸菌 シロタ株(L.カゼイ YIT 9029)が含まれるので、一時的な精神的ストレスがかかる状況でのストレスをやわらげ、また、睡眠の質(眠りの深さ、すっきりとした目覚め)を高める機能があります。さらに、乳酸菌 シロタ株(L.カゼイ YIT 9029)には、腸内環境を改善する機能があることが報告されています。【届出番号:D279】
メーカー希望小売価格150 円(税別)/本 1本110ml
機能性表示食品(成分評価)
届出表示:本品には乳酸菌 シロタ株(L.カゼイ YIT 9029)が含まれます。乳酸菌 シロタ株(L.カゼイ YIT 9029)には、一時的な精神的ストレスがかかる状況でのストレスをやわらげる機能や睡眠の質(眠りの深さ、すっきりとした目覚め)を高める機能があることが報告されています。さらに、腸内環境を改善する機能があることが報告されています。【届出番号:E625】
・食生活は、主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを。
・本品は機能性表示食品です。特定保健用食品と異なり、消費者庁長官による個別審査を受けたものではありません。
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