来週6月22日公示、来月10日投票の日程で行われる見通しとなった参議院議員選挙。お笑い芸人・カンニング竹山さんにとって、今夏の参院選の立候補予定者は、見渡してみると知り合いだらけで、考えたことがあるという。
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今回の参議院選挙、「知り合いがたくさん出てんな~」って感じで見ていて、人生で初めてじゃないかな……こんなに知り合いの人がいっぱい立候補予定者なのって。
生稲晃子さん、(水道橋)博士さん、乙武(洋匡)さん、長井秀和さん、知り合いとまでは言えないですがお仕事で何回かご一緒した猪瀬直樹さん、あと、中条きよしさんも出ています。れいわ新選組の代表の山本太郎さんもお仕事をご一緒したことがあります。福岡の元FBS福岡放送エグゼクティブアナウンサーで現在参議院議員の古賀之士さんも18歳の頃からお世話になっている方。
こういうとき、誰に投票したらいいか困っちゃうなって、冗談みたいな話で言うけど、親しさやお世話になったという尺度じゃなくて、自分の考えを持って一票を投じるしかないと、当たり前のことなんだけど改めて思ってしまった。
選挙になると難しいのは、我々芸能人が特定の人物や政党を応援しづらいんですよね。芸能事務所によっては、選挙の応援をするのはダメとされているところもあるそうです。ここで、考えが2つに分かれると思うんだけど、芸能人や著名人がそうやって応援しないから「日本は選挙が盛り上がらなくてダメなんだ」という人もいる。結局、候補者が出そろってきたとき、日本の芸能人や著名人は自分の支持する人に対しても何も言わなくなる。
我々芸能人が選挙のことを言わないと盛り上がらないという意見は、それはそれでわかるんだけど、「関わりたくない」という気持ちもあってもいいのではないか!? 関わりたくないは、いけないことのように思われるけど、それは個人の思想と捉えたら、それはそれでアリなんじゃないかなと思った。だから、関わりたくないというのを否定はしてはいけないのではないかと思った。