『同志少女よ、敵を撃て』逢坂 冬馬 早川書房
『同志少女よ、敵を撃て』逢坂 冬馬 早川書房
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本日4月6日、全国の書店員が選ぶ「本屋大賞2022」が発表され、逢坂冬馬さんの『同志少女よ、敵を撃て』(早川書房)が大賞に輝きました。

同作は、モスクワ近郊の農村に暮らす少女セラフィマが主人公の小説。独ソ戦が激化する1942年が舞台です。セラフィマは急襲したドイツ軍によって、母親のエカチェリーナの命が奪われ、村人たちも惨殺されてしまいます。その後、狙撃兵になることを決意するセラフィマ。やがて独ソ戦の決定的な転換点となるスターリングラードの前線へと向かい、戦いに挑む中で、セラフィマの変化する心境などが描かれています。

受賞した逢坂さんは、1985年、埼玉県生まれ、横浜市育ちの小説家。2008年に明治学院大学国際学部国際学科を卒業。2021年、同作で「早川書房」と「公益財団法人早川清文学振興財団」が主宰する長編推理小説の公募新人賞「アガサ・クリスティー賞」を受賞してデビューを果たしました。

逢坂さんは受賞式で「多くの書店員さまに愛されている実感が湧いた作品となりました。このような素晴らしい賞を、デビュー作にもかかわらず選んでいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。(中略)今回、10万円分の図書券をいただきましたが、ロシアで行われている戦争のために、立ち上がった人たちのために使わせていただきたいです」とコメントしました。

本屋大賞は、出版業界活性化のため、全国の書店員が年に1回、「面白かった」「お客さまにも薦めたい」「自分の店で売りたい」と感じた本を投票で選ぶ文学賞。第19回目となる今回は「2020年12月1日~2021年11月30日に刊行された日本のオリジナル小説」が対象です。発表の様子はYouTubeでライブ配信されました。

■本屋大賞公式サイト

https://www.hontai.or.jp/

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