■給与+養育費+児童手当で、手取り月23万円

「節約に疲れた」と家計相談に来られたMさん(30歳)も、収入が少ないシングルマザーながら、強い家計を作り上げた一人です。2歳のお子さんと母子2人で暮らしながら、受付事務として働いています。実家のご両親等に頼ることなく、日中はお子さんを保育園に預け、仕事も子育ても一人で頑張っています。

 家計状況としては、給与収入が約15万円、そのほか養育費(4万円)や児童手当、児童扶養手当で合計8万円ほどの収入があり、手取り月収は約23万円というところです。そこから、子どもの将来に向け、3万円を貯金し、残る20万円で生活しています。

 生活費自体は20万円で何とか収めることができていますが、本人の希望は「子ども用の貯金だけではなく、自分用にも貯金ができる」「養育費に頼らなくても生活と貯金ができる」ということ。

 今の生活は養育費があって何とかできているということを実感されていますが、子どもが20歳になるまで受け取れる保証もないため、いつ振り込んでもらえなくなっても困らない状況を作っておきたいのだそう。そのために、自分の収入で生活ができ、貯金ができるようになることを望んでいるのです。

 ただ、現状では子どもの急な発熱などで仕事を早退、欠勤することもあるため、給料が安くてもある程度融通を利かせてくれる、現職場に勤めているのが一番良いと考えているとのこと。副業は禁止されていないので、時間ができるようになれば収入アップを目指したい、とも。

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