「CM美女」、「透明感の塊」と世間の話題を集め、近い将来ブレークが期待される若手女優としてメディアから注目される加藤小夏(21)。3月には、映像配信サービス「dTVチャンネル」「ひかりTV」のドラマ「取り立て屋ハニーズ」で自身初となる連ドラ主演に抜てきされた。そのマドンナ的なまぶしさから、ネット上では「透明感がすごい」とファンが絶賛する彼女の魅力とは何なのか。その加藤がAERA dot.の取材に応じ、演技に対する思いや自身の性格、今後の目標などを語った。
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――ファンから「透明感がすごい」と言われることについてどのような感想をお持ちでしょうか。
正直、よくわからないです。「透明感とはなんぞや」と(笑)。言っていただけることはありがたいですけど、やっぱり照れてしまいます。
――そう言われることがあまり好きではありませんか?
初めは「言われたくない」という気持ちがありました。「そういう自分でいなきゃいけないんだ」と思ってしまって。でも、いまはもう「照れ」っという感じで、素直に「うれしい」という気持ちに消化できています。
――芸能界入りのきっかけは原宿でのスカウトだと聞きました。
子どものころからダンスが好きで、スカウトしていただいいたのはダンスのオーディションの帰りだったんです。中学1年生だったので、戸惑いましたが、母に相談したら「最後は小夏が決めなさい」と言ってくれて、とにかく私はダンスがしたかったので、事務所の方と電話をして「ダンスがしたいんです」と話をしたら「女優をやっていれば踊るチャンスもあるかもしれない」ということだったので、「踊れるなら最高だなぁ」と(笑)。それで芸能界入りを決めました。
――芸能事務所に入って、人生は変わりましたか?
2年間くらいはオーディションを受けたり、レッスンを受けたりすることが多かったです。土日のどちらかがレッスンで、どちらかがオーディションという感じ、友達と遊ぶことは少なかったかもしれないです。