(撮影/加藤夏子)
(撮影/加藤夏子)

――女優として成長できたドラマだったんですね。

はい。撮影現場に流れている空気もすごく和やかで、クランクアップのあいさつの時、隣で共演者の掛橋沙耶香さんが泣いている姿をみて、「妹が泣いてる」ってなってウルウルきてしまって、その後は、もらい泣きしてしまい、うまく喋れなかったです。悲しさと寂しさはありましたが、やっぱり達成感も大きかったんだと思います。

――今後の目標を教えてください。

 さきほどお話しした岡山天音さんとは、いままでに2回共演させていただいたのですが、またご一緒したいと思っています。初めての共演では何もできなくて、それから2年後くらいにご一緒させていただいた時は、「少しは成長できたかな」と思ったんですが、画面を通してみると、岡山さんの演技がすごすぎて、「やっぱりもっと頑張らなきゃな」と思いました。だからこそ、またご一緒させていただきたくて。少しでも成長した自分の姿をみせたいですし、その状態でカメラの前に一緒に並びたいと願っています。

――加藤さんは負けず嫌いな性格ですか?

はい。心が折れても、必ず負けず嫌いが出てきます(笑)。これからもいっぱい壁にぶつかると思いますが、女優としてまっすぐ進んでいこうと決めています。

■かとう・こなつ/1999年6月26日生まれ。東京都出身。趣味はカメラで特技はダンス。ホットペッパービューティー、LINEなど数々のCMに出演。’2019年に「I”s」で連続ドラマ初出演。21年に「取り立て屋ハニーズ」で連続ドラマ初主演、短編映画「おばあさんの皮」で初単独主演。初のプロデュースアパレルブランド「ForWe」が展開中。

(AERA dot.編集部)

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