
突然ですが、おせんべいが大好きです。
日々食べるおやつもグミやスナック菓子よりおせんべいが好き。お母さん同士の集まりや仕事仲間と食べるおやつを用意するときも、甘いクッキーやチョコレートと一緒に必ずおせんべいを出します。
そんなおせんべいですが、歴史は古く、そもそもは中国・漢の時代に生まれ、日本には飛鳥時代に伝わってきたと言われています。今のせんべいとは形も味が違っていたでしょうが、日本人の主食である米から作られているだけに(もち米やうるち米から作られているおせんべいもあります)、“日本人の口に合う”からこそ、ここまで長い間食べ続けられてきたのだと思います。
さて、世の中にはさまざまなおせんべいがあります。
それこそ贈答用の高級なおせんべいもありますが、私たちが普段食べるのはコンビニやスーパーマーケットで気軽に買えるおせんべい。
それらの中には「歌舞伎揚」(天乃屋)や「ばかうけ」(栗山米菓)、「おばあちゃんのぽたぽた焼き」(亀田製菓)など、誰もが知るロングセラー商品もあります。
今回ご紹介するのは、まだまだ新人でロングセラーと言われるほどではなかったり、ロングセラーながらも地味であまり目立たなかったりする商品を、いちせんべい好きとしてご紹介。
あくまでも私個人がおいしいと思い、かつ友人知人に出して「おいしい!」と言われたものです。お口に合わなかったときはご容赦を!
■正統派せんべいは海苔でアレンジ
ひと口におせんべいと言っても揚げせんべいにしょうゆせんべい、おかきもあれば、たらこ味や梅味など変わりフレーバーのせんべいもあります。
そんな中、食べればバキバキ音がし、しっかりとした歯ごたえの昔ながらの正統派せんべいが好き!という人におすすめしたいのがこの2つ。
「金吾堂」の「厚焼き」(写真右)と「亀田製菓」の「技のこだ割り 醤油 二度漬け濃厚」(写真左)です。
どちらも硬め・厚めのしょうゆせんべい。食べればじゅわりとしょうゆの味を堪能できる、昔ながらのせんべいです。「金吾堂」の「厚焼き」シリーズは、発売して40年は軽く経つロングセラー商品のはず。わが家は江戸っ子の祖父が大好きだった味でもあります。
写真はごまですが、しょうゆ味も間違いないおいしさです。
ちなみにどちらのおせんべいも焼き海苔との相性がよく、私はおやつのとき、よく焼き海苔で巻いて食べています。