「むらさきのスカートの女」※アマゾンで好評発売中!
「むらさきのスカートの女」
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六本木の夜に“むらさきのスカートの女”が現れる――。
第161回芥川賞受賞、『むらさきのスカートの女』(今村夏子著)の読書会を文喫 六本木で開催します。ドレスコードは“むらさき色”。参加者には、思い思いの「むらさき」を身につけていただきます。
『むらさきのスカートの女』『星の子』の担当編集者と小説TRIPPER編集長も登壇、素顔の今村夏子先生や、「むらさきのスカートの女」誕生秘話なども明かします。

近所に住む「むらさきのスカートの女」と呼ばれる女性と、友達になりたい<わたし>は彼女が自分と同じ職場で働きだすように誘導し……。
「むらさきのスカートの女」は実在するのか。
<わたし>とは一体誰なのか? 
芥川賞の選考委員のあいだでも解釈がわかれた話題作を読み解きます。

◎ドレスコードは「むらさき」
あなたの思う「むらさきのスカートの女」とは――? 
読書会の参加者は、スカートはもちろん、思い思いのむらさき色の“何か”を身に着けてご参加ください。男女不問です。物語の語り手である<わたし>の「黄色いカーディガンの女」にちなんだ「黄色いもの」も歓迎です。

■イベント情報
【日時】8月28日(水)19時30分(開場19時)~21時30分
【会場】文喫 六本木(https://goo.gl/maps/wYj1CzwPCxv
【定員】50人
【料金】基本チケット¥2,000円(税別、1ドリンクつき)
今村夏子さんの直筆サイン本つき 特別チケット¥3,300(先着20人、税別、1ドリンクつき) 
詳細は下記をご覧ください。
https://peatix.com/event/1298672

■登壇者情報
四本倫子(よつもと・ともこ)/1981年生まれ。2004年朝日新聞社に入社。「週刊朝日」「AERA」編集部を経て、2010年より朝日新聞出版書籍編集部に所属。今村夏子さんの担当編集者として手掛けた作品は、17年刊行『星の子』(第39回野間文芸新人賞受賞、第157回芥川賞候補、18年本屋大賞ノミネート)、本年芥川賞を受賞した『むらさきのスカートの女』。

池谷真吾(いけたに・しんご)/1970年生まれ。角川書店にて「野性時代」「月刊カドカワ」編集部を経て、1997年朝日新聞社に入社。2015年から「小説トリッパー」兼文芸編集長。主な担当作品は、阿部和重『シンセミア』(毎日出版文化賞受賞)、吉田修一『悪人』(大佛次郎賞受賞)『国宝』(芸術選奨文部科学大臣賞受賞)、江國香織『ヤモリ、カエル、シジミチョウ』(谷崎潤一郎賞)など。

■書誌情報
「むらさきのスカートの女」
著者:今村 夏子  
第161回芥川龍之介賞 受賞作。
近所に住む「むらさきのスカートの女」と呼ばれる女のことが、気になって仕方のない<わたし>は、彼女と「ともだち」になるために、彼女を観察しつづけ、<わたし>の職場で彼女が働きだすように誘導する。
 <わたし>が「むらさきのスカートの女」を観察し続ける視点から照射されるものは、一体、何なのか。主人公の繰り広げる狂気と紙一重の滑稽な振る舞い、変わりえぬ日常と、そこに漂う不穏な空気、<わたし>の底知れぬ孤独がふいに露わになる瞬間……。今村夏子さんだからこその、読後感と余韻が残る作品です。
ISBN:9784022516121
定価:1300円+税
発売日:2019年6月7日

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