老後まで視野に入れるなら、Rさんも夫の扶養の範囲内割り切り保険料が安い「定期保険」か「収入保障保険」、医療保険は入院日額5のパートではなく、正社員になるか、厚生年金加入の派遣社員やパートを始めれば、家計の余裕も増すので一石二鳥のはずです。

 最後に保険の見直しですが、Rさんの家族に必要な保障は、一家の大黒柱である夫の死亡保険とご夫婦の医療保険になります。死亡保険は保障と5000円程度の保障で十分です。

 死亡保障に関しては、末子が大学に上がるまでの14年間、死亡保険金1500万~2000万円あればおおむねライフイベント費用は賄うことができるでしょう。貯蓄を兼ねようとせず、あくまでも必要な保障を必要な時期だけ確保すると考えるのが基本になります。

 推測を交えた回答になりますが、Rさんの参考になれば幸いです。

(ファイナンシャルプランナー 深野康彦)