料理研究家の黒田民子さんが教える「家つまみでひとやすみ」。今回は「グリーンアスパラガスとベーコンのスパイシー炒め」。
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ゴールデンウィークまであと少し。今年の大型連休は、晴れ晴れとした気分で家族や友人たちとテーブルを囲み、ビールで乾杯したいものですね。旬のグリーンアスパラガスを使った、こんなおつまみをささっと作って、おしゃべりに花を咲かせましょう。
グリーンアスパラガスは、塩ゆでしてから炒める場合もありますが、手間は省きましょう。根元の硬い部分をピーラーでむいておけば、生のままでも大丈夫。むしろサクサクとした食感が残って楽しめますよ。
まずオリーブオイルでニンニク、玉ねぎ、ベーコンを炒めます。ベーコンは、ブロックのほうが歯応えがあるのでおすすめ。これらを香りよく炒めたら、斜め切りにしたグリーンアスパラガスを投入し、少ししんなりするまでさらに炒めます。
仕上げに塩と黒胡椒だけでなく、カレー粉を加えるのがポイントです。スパイシーな香りが食欲をそそって箸が止まらず、ビールが足りなくなるかも?
(構成/沖村かなみ)
■グリーンアスパラガスとベーコンのスパイシー炒め
【材料】(2人分) グリーンアスパラガス6本、ニンニク1片、玉ねぎ10g、ベーコン(ブロック)40g、オリーブ油大さじ2、塩・黒胡椒各少々、カレー粉小さじ1/4
【作り方】(1)グリーンアスパラガスは根元1/3まで皮をむき、斜め切りで3等分にする。(2)ニンニクと玉ねぎはみじん切りに、ベーコンは拍子木切りにする。(3)フライパンにオリーブ油を入れて中火にかけ、(2)を入れて軽く炒めたら(1)を加え、少ししんなりするまで炒める。(4)仕上げに塩、黒胡椒、カレー粉を加えてさっと炒め、皿に盛り付ける。好みでカレー粉を振る。
【ワンポイントアドバイス】グリーンアスパラガスの根元の硬い部分の皮をむけば、ゆでずに炒められる。
カレー粉は加熱しすぎると香りが飛ぶので、塩、黒胡椒とともに最後に加える。
※週刊朝日 2023年5月5-12日合併号