数値は高校へのアンケートを基にした速報値のため、今後変動することがある。アンケートは合格実績のある学校に、本誌とサンデー毎日、大学通信が合同で実施した。総合型・学校推薦型選抜などの合格者を含む(3月31日現在判明分)。開成(東京)など、未回答・非公表の高校は掲載していない。卒業生数は全日制のみの数字。現役合格者数を基準にランキングした。協力・大学通信
(週刊朝日 2023年4月28日号より)
数値は高校へのアンケートを基にした速報値のため、今後変動することがある。アンケートは合格実績のある学校に、本誌とサンデー毎日、大学通信が合同で実施した。総合型・学校推薦型選抜などの合格者を含む(3月31日現在判明分)。開成(東京)など、未回答・非公表の高校は掲載していない。卒業生数は全日制のみの数字。現役合格者数を基準にランキングした。協力・大学通信
(週刊朝日 2023年4月28日号より)
週刊朝日 2023年4月28日号より
大学ごとのノウハウも重要になってくる。東大や京大といった有名大であれば対策の情報も多いが、小規模な国公立大の場合はそれも乏しい。
「医学部に合格者を多く出す私立の場合、長年実績を出してきた先生や医学部に進んだ卒業生から直接情報を得られる。こうした伝統の力も大きいですね」(井沢さん)
また、共学では女子が医学部人気の下支えとなっている側面もあるという。
井沢さんが言う。
「久留米大附設や洛南や愛光など、共学化して医学部志向が強まった例もあります。女子の場合、東大や京大に進学するより、地元の医学部に残るケースも少なくないようです」
確かに東大合格者の上位校と比べると、共学の多さが目立つ。今年の東大の場合、私立の上位15校で共学は4校しかないが、このランキングでは8校が共学だ。なお、トップの東大理IIIの今年の合格者は25%が女子だった。
国公立大医学部の合格実績をみると、東大や京大とは違った実情がありそうだ。(河嶌太郎)
※週刊朝日 2023年4月28日号
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