
恋愛スキャンダルで男性ファンが離れた?
これまで本田の演技はドラマファンをたびたびがっかりさせてきた。22年放送のドラマ「君の花になる」(TBS系)では、彼女の演技について毎週SNSで“本田翼の演技”がトレンド入りしてたたかれていたこともあった。とはいえ、評価された作品もないわけではない。
「シリーズ途中からヒロインを務めた『絶対零度』シリーズや、アンドロイドを演じたSF作品の『安堂ロイド』、ゲーム『ドラゴンクエストX』をテーマにした『ゆうべはお楽しみでしたね』など、ハマる作品がないわけではないんです。一般的なラブコメでは評価が低いのですが、クール系のキャラや、整い過ぎた容姿を生かした非現実的なキャラクターなどはいい評価を受けていると思います」(同)
今回のドラマでは苦手とするラブコメながら、異色の設定、本田の素に近いキャラクターなどアドバンテージが多い作品だ。ここで魅力を再認識されるかが、「女優・本田翼」の正念場となりそうだ。
女優業と並行して、本田の活動を支えていたのが趣味でもある“ヲタ活”だ。デビュー当時から兄の影響でマンガやゲームが好きなインドア派であることを公言していた本田。18年からYouTubeチャンネルを開設しゲーム実況を始めたところ、開設2年弱で登録者数200万を突破して話題となった。
「本人が撮影から編集まで手掛けるという念の入り様で、多くの“ガチヲタ”男性のハートをつかみ、彼らは本田の人気を支える一翼となりました。ドラマ『ゆうべは〜』に出演したときは、ガチプレイヤーだったからこその解像度でヒロイン役を演じ、好反応を得ていました。しかし、その後はガチヲタ勢が急に離れてしまった印象です。原因は21年に報じられた、年下の研修医との恋愛スキャンダルだと思われます。“恋愛ニート”と思われていただけに、多くのガチヲタ男子たちが心を折られました。その後、結婚を検討しているとか同居しているとかのうわさがありつつも、22年8月には破局していたことが報道されました。この交際・破局と前後してYouTubeチャンネルの更新はぱったりと止まってしまっています。2年以上更新がないことを考えると、ヲタ活キャラはもうやめたのかもしれません」(前出の週刊誌記者)