
先日、私の事務所の大先輩、松田聖子さんのコンサートに行ってきました(そーなのよ、実は聖子ちゃんはデビュー前年の1979年から独立する89年まで、現在私が所属しているサンミュージックに所属しておられたのです!)。「いつか聖子ちゃんのコンサートに行ってみたい!」という私の若い頃からの夢がかなった瞬間でした。
聖子ちゃんの45th Anniversary SEIKO MATSUDA Concert Tour “Sing! Sing! Sing!”東京公演。なんと、7月12日のこの日は日本武道館で通算133回目のコンサートでした。133回!! そんな回数をここでコンサートをやって毎回この武道館を満杯にしてきたのか〜! 聖子ちゃん、やっぱりすごいアイドルです。
会場の日本武道館の最寄り駅は地下鉄の九段下駅。地下鉄に乗って九段下が近づくにつれ、車内はなんとなくそわそわしている人が増えてきます。みんなすっかり青春時代に戻ってキャピキャピしている感じ(注:あくまで個人の感想です。ふふ)。いざホームに降り立ち「どっちが武道館かなあ」と一瞬考えたものの、全員が同じ方向へ。前の人についていけば間違いなしでした(笑)。
そして地上の歩道に出た途端、そこは私と同年代もしくはそれ以上の聖子ちゃんファンたちで埋め尽くされ、ピンクや赤、そしてフリフリの世界が〜。みんなそれほどキメキメじゃないけれど、どこかに自分だけの「聖子味」をプラスしていて、自由演技なところもまた大人の余裕を感じさせます。
私もすごーく考えたけれど、ピンクではなく赤いスイートピーに寄せて真っ赤なパンツに。そして懐には娘が縁日で当ててきた「祭」って書かれたパリピ極まりない扇子を忍ばせて。でもそんなファンたちの中にも、バリバリピンクの特攻服の背中に「松田聖子」「聖子命」と大きく書いてリーゼントにグラサンでキメた、どこからどうみても「聖子ちゃん親衛隊」みたいな方たちもいて(聖子ちゃんファンならきっとみんなご存じですね)、私たちを一瞬であの「なめ猫」「ビーバップ」時代に連れ戻してくれます。まるでタイムスリップしたみたい。うれしい。うれしすぎる。なんなんだ、この楽しい空間は!