“ズボラ”で水道や電気を止められたことも…

ブギウギ」以降も大車輪の活躍を見せている伊原。ドラマ「マイ・セカンド・アオハル」(23年・TBS系)では、小悪魔的な女子大学生役を、24年に主演したドラマ「肝臓を奪われた妻」(日本テレビ系)では、理不尽にも肝臓を奪われ夫に捨てられて復讐心を燃やすシングルマザー役を演じるなど、役の幅もどんどん広がっている。主演したホラー映画「リゾートバイト」(2023年)の永江二朗監督は「ホラーのセンスが抜群」とほめたたえ、身体能力を生かした劇中のエビ反りも「見た人はCGと思うのでは」と絶賛していた。

 ストイックでしっかり者のイメージのある伊原だが、ときに本人から語られるプライベートとのギャップもまた、視聴者を引き付けるのかもしれない。週刊誌の芸能担当記者はこう話す。

「意外とズボラな一面もあるようで、水道や電気を止められてしまった過去があると最近バラエティーで話していました。1人暮らしを始めた頃、公共料金は勝手に引き落とされると勘違いしていたそうで、支払い催促の封筒が次々届いているのに、まったく目を通さなかったところ、ある日電気がつかなくなり、その後もガス、水道もすべて止まってしまったそうです。もうひとつ意外なところでは、大好物は出身地である大阪のソウルフード『かすうどん』だそうです。なんでも、高校時代にかすうどん店でアルバイトをしていた頃、年間100杯以上まかないで食べていたとか。水菜と梅をトッピングするのがお気に入りの食べ方だそうです」

 関西弁で明るく話すのが印象的な伊原だが、プライベートでは「ブギウギ」共演者と仲が良いことでも知られる。

「昨年、『A-Studio+』に出演した際に、週5で会う大親友の女優がいると明かしていました。それが『ブギウギ』で共演した清水くるみ。自宅も徒歩5分の距離だそうで、お互いに作り過ぎた料理などをそのまま持って行き2人で食べるそうです。時間がない朝に30分だけモーニングをすることもあるというから相当仲良しなのでしょう。清水のほか、同じく『ブギウギ』で共演して仲良くなった俳優の新納慎也さんと3人でよく食事をするそうです。ちなみに清水と新納の住んでいるエリアが住みやすいと聞き、伊原は2人の近所に引っ越したほど。伊原と清水が、新納のマンションの下から直接呼びかけて、そのまま3人でお茶をしにいくというエピソードも語っていました」(同)

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