
25日に発表された「TOKIO」の解散は、世間に大きな衝撃を与えた。ネット上では「うそでしょ」「終わり方がこれなの無理すぎる」など悲痛な声が上がり、30年以上も第一線で活躍したグループの終焉を多くの人が惜しんだ。
解散の発端はもちろん、メンバーだった国分太一(50)の騒動にある。今月20日、国分に複数のコンプライアンス上の問題行為があったことが日本テレビ社長の会見で発覚すると、同日に本人も無期限活動休止を発表していた。
さらにTOKIO解散発表後の翌日、日本テレビは会社としての一連の対応を評価するため、外部の有識者でつくる「ガバナンス評価委員会」を設置することを明らかにした。
騒動の余波は広がるばかりだが、当の国分は会見を行う予定はなく、いまだ雲隠れ状態が続いている。民放テレビ局の情報番組スタッフは語る。
「国分さんの都内の自宅前には複数のメディアが集まっていますが、不測の事態に備えてか、ガードマンのような男性が立っていることもあるようです。今月26日発売の『週刊新潮』では国分さんの実父を直撃取材した記事が掲載されていますが、家族への取材に対しては神経をとがらせているのかもしれません」
コンプライアンス違反とされる行為の内容としては、出演していた番組の男性スタッフへのパワハラ行為や女性スタッフにわいせつな画像や動画を見せるように強要するセクハラ行為などがあったのではと報じられている。騒動後は多くのメディアが国分の“裏の顔”を報じるようになったが、そうした顔は家族には見せていなかったのだろう。
国分は、3歳年下の元テレビ局社員のAさんと約7年間の交際を経て2015年9月に結婚した。「TOKIO」では当時メンバーだった山口達也に続く2人目の既婚者となり、その後に2女をもうけて、都内に資産価値5億円とも言われる豪邸を建てている。前出の民放テレビ局の番組スタッフはこう語る。
「国分さんは結婚当時、インタビューで『僕が引っ張るというよりは、かなり引っ張ってくれて尊敬できる』と妻の印象を明かし、『僕の方が好きになっていきました』と話していました。結婚の決め手については09年に『デスモイド腫瘍』の摘出手術を受けて入院生活を余儀なくされた際に親身になってバックアップしてくれたこと、結婚する前年のグループのデビュー20周年が一つの節目だったとし、『自分の中でもう一つステージをあげたいと思い、その先に結婚があった』と語っています」