
プロデュースのスイッチはオン
美麗-Bi-ray-との出会いは、YOSHIKIのクリエーティビティーにも多大な刺激を与えている。
YOSHIKI:僕が以前、東京ドームでアメリカ国歌をピアノ演奏した時は、ピアノの音域として一番良いBフラットで弾きました。でも、4月に美麗-Bi-ray-のみんながドジャースタジアムで歌う時には、おそらくAフラットかGが良いと思い、結局Aフラットにしました。僕のアメリカのスタジオでリハーサルした際にみんなに対して「みんな実力があるので思いっきり歌えば大丈夫」だと伝えました。結果、とても良い歌唱だったと思います。歌った直後に関係者の方たちからもとても高い評価をいただきました。自分が思った以上にみんなが頑張ってくれて成果を出してくれたのがとても嬉しかった。今またみんなにとってチャレンジとなる楽曲を作っている最中で、難しいとは思うけど、美麗-Bi-ray-にしか歌えない曲になると思います。
先ほども話しましたが、僕はすごい芸術を残したいと思って生きていますし、素晴らしいアーティストと仕事がしたいと思っています。だから美麗-Bi-ray-と一緒に仕事ができるのはすごくやりがいがありますし、光栄に思っています。僕はXとしてメジャーデビューする前に「数年後には東京ドームでライブをやります」と言って、周りから「何を言ってるのだろう?」と思われたのですが、実際に2年後に東京ドーム公演をやりました。あまり強気なことを言い過ぎると美麗-Bi-ray-のみんなに迷惑がかかるかもしれませんが(笑)、美麗-Bi-ray-は順調にいけば何年か後には世界を獲れるのではないかと思っています。今僕のプロデュースのスイッチはオンになっているので自信があります。HinataとCocomiが言ったように、感謝の気持ちを忘れずにみんなと頑張りたいと思っています。
(構成/ライター・小松香里)
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