慌てた課長は「難しい」という言葉を封印し、「チャレンジングだね」「面白そうだね」と言い換えるように。
そうすると3ヶ月後、メンバーから「課長、最近『難しい』って言わなくなりましたね」と見直してもらえたそうです。
意見も出やすくなり、新商品のアイデアが他のチームの3倍出たという嬉しい報告を受けました。
普段の言葉遣いこそ、感情や思考、行動に大きな影響を及ぼします。
みなさんも、自分が気付かぬうちに使っているネガティブワードをポジティブワードへ転換しましょう。
「すみません」 → 「ありがとう」
「ツラい、苦しい」 → 「諦めていない証拠」
「どーせむり」 → 「だったらこうしてみたら?」
「難しい」 → 「チャレンジングだね」
「めんどくさい」 → 「小さく始めてみよう」
騙されたと思って「ちょうどいい!」と言ってみる
ネガティブな言葉を肯定的に変える方法として、「インプロ(即興演劇)」のワークも参考になります。
その名も「解決社長」というペアワークです。まず社員役の人が次々と「社長大変です!」と言って、適当な問題やトラブルを報告します。次に、社長役は必ず「それはちょうどいい!」と返し、なぜちょうどいいのかを即興で答えるのです。