水谷は娘の恋愛に干渉しない?

 一部では、あまり恋愛慣れしていないと言われる趣里に同情する声もあるが……。

「以前、バラエティー番組『ぽかぽか』に趣里と俳優の古田新太とともにゲスト出演した際に、男性を見る目に自信がないと漏らし、男性にはリードしてもらいたいと思っていると明かしていました。番組では、古田が誰か趣里にいい男性を紹介してほしいと心配する一幕も。30代半ばという年齢ながら、恋愛に関しては不安に思っているような感じがしました」(前出の週刊誌記者)

 そうした娘を心配してか、水谷は以前、雑誌のインタビューで「本音を言うと、趣里には芸能界に入ってほしくなかった。だってこの世界、どんな男がいるかわからないし」(「婦人公論.jp」2023年7月19日配信)と語っていたこともある。このように水谷は当初、趣里の芸能界入りには反対だったが、趣里の意志の強さに負け、最終的には本人の意思を尊重することになったという。

「表向きは両親の力には頼らずに活動してきた趣里さんですが、水谷さん・蘭さん夫妻は関係者に娘のことをよろしくとあいさつ回りをしたり、家で台本の読み合わせを手伝ったりなど、陰ながら娘の活動を応援してきたそうです。また、今回の三上さんとの騒動で、水谷は『娘の恋愛について干渉したことは一切ない』と記者の直撃に話しているんですが、実際は違うようですね。今から10年以上前ですが、趣里さんが俳優仲間と同棲していた際、相手が寝坊で出演する舞台を中止させてしまうというトラブルがあったのですが、これには水谷さんが黙っていられず、趣里さんを実家に連れ戻したという報道がありました。さらにその後も、音楽関係者と交際寸前に至るも、恋愛関係には至らなかったそうで、その際も水谷は『音楽関係者はやめておけ』と言ったとの報道もありました」(前出の週刊誌記者)

 水谷は、1995年に設立した個人事務所の他に、2023年に趣里とともに新たに会社を立ち上げている。水谷は以前「何か好きなことにチャレンジできる場所を作っておきたい想いがあって」(「週刊文春」2023年11月16日号)と語っており、将来にわたってバックアップする体制を作りたかったようだ。まるで“父親の愛”を具現化したかのような会社だが、そこに俳優事務所から独立した三山が合流する可能性も一部で報じられているが、果たしてどうなるか。

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