
1位の中外製薬はDOE9.2%、配当性向41.6%と高水準で予想配当利回り3.63%。
2位はパチンコ機器のSANKYOで予想配当利回り4.51%、3位はKDDIで同3.05%だ。
業績や財務の面で優良だからこそDOEや配当性向を高く維持できるという観点に立てば、ランキングに掲載された30社は安定配当を期待できる高配当株の優等生。
最後になったが、紙田さんは累進配当株(増配か配当据え置きを続ける銘柄)も推している。
「キリンホールディングスは2025年2月に配当方針を更新しました。従来の配当性向40%からDOE5%以上を目安にし、累進配当の導入を発表。そこからの株価推移は順調です」
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取材・文/中島晶子(AERA編集部)、安住拓哉
編集/綾小路麗香、伊藤忍
『AERA Money 2025夏号』から抜粋
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