
子どもがゲームで課金したときは…
災害支援にも熱心で、被災地支援活動などを行うため、19年に一般社団法人を設立している。昨年1月に発生した能登半島地震でも、同法人の活動として被災地で支援物資の配布と炊き出しを行った。こうした一連の行動にSNS上では「紗栄子さん本当に尊敬する」「年々好感度高まります」などの声が見受けられ、評価が上昇しているようだ。
「実業家をやりながら芸能活動を続ける理由をインタビューで明かしていたのですが、すごく説得力がありました。いわく、被災地では泥棒が増えたりするなど、何者か分からないと不安がられてしまうが、自分のような顔が名刺みたいな人間がいるだけで、警戒心がほどけて迅速に支援活動ができるようになるそうです。さらに、この年になると自分の手からあふれたものは社会に還元したいと思うようになったそうで、『だからこそ、正しくこの求心力と発信力は使わせてもらわなきゃと気が引き締まる』とも語っていました。慈善活動に対する真剣さや本気度が伝わってきます」(同)
これらの活動に加えて、母としての紗栄子にも共感の声が集まっている。女性週刊誌の芸能担当は言う。
「子育ての方針が明確で、以前、家庭内では『食事中はiPadを触らない、目の前の人を大事にする、受けた恩は言葉と態度で返す』というルールがあることを自身のYouTubeチャンネルで明かしていました。また『悪いことをしたらしっかり痛い思いはさせる』という自身の中でのルールもあり、過去に子どもたちが紗栄子のクレジットカードを使ってゲームで高額の課金をしたときは、支払い能力がない子どもたちに代わって自身がもっと働かないといけないことや、家の手伝いをしてしっかり返金してもらうことなどを説明し、その後、子どもたちは一切課金をしなくなったそうです」
このように子どもたちにしっかりと社会のルールを教えながらも、親子は良好な関係を築いているようだ。
「紗栄子さんは最近、息子からの手紙を読み、母親としての正解は他の誰かの判断や評価ではなく、彼ら自身の声の中にあると気づかされたとインスタで告白していました。また『どこかで自信が持てなかった母親という役割の合格を、息子からもらうことができたような気がします』ともつづっていましたね。今の紗栄子さんは、しっかりと子どもを育て、自立もしていてブレないかっこいい女性という印象が浸透しています。すっかりアンチも消えて、逆に好感度が高いタレントになっています」(前出の女性週刊誌記者)