6月15日は父の日。pecoさんのお父さんは「ザ・昭和」タイプ、ryuchellさんは?
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 pecoさんの日々の出来事について綴る連載「pecoの子育て&お仕事日記」。今回は、6月15日の「父の日」を前にpecoさんのお父さんの思い出とryuchellさんのかつてのパパぶりについて。pecoさんのお父さんとryuchellさんは真逆!?

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 父の日にはプレゼントはしないですが、メッセージは送ります。うちのお父さんは、「ザ・昭和」なタイプ。

 例えば、長い出張というのか単身赴任というのか子どものころなのでわからないのですが、しばらく家にいないで仕事から帰って来る日は、お母さんが家の外までお出迎え。

「お父さんが高速(道路)降りたって連絡あったから、玄関行ってくるわ」って感じで、家の中がピリつく。さすがに、私たち子ども3人は家の外までお迎えに行かなくていいけれども、ちゃんと目を見て「おかえりなさい」と言わないと、めっちゃ怒られる。

 家の中はピリつくことはあっても、お父さんは子どもにはめっちゃ優しい。なんでも「いいよ」って言ってくれるタイプ。それでも、たった1回だけ怒られたのは小学校低学年のときで、お父さんに「おかえり」って、言わなかったから。

 怒鳴ったりはしないんですが、一気に不機嫌になった記憶があります。許してもらうために「『おかえり』って言わなくてごめんなさい」って、あとから言いに行ったのかな……。「言わなあかんで」みたいな感じで、怒鳴るとかそういうのじゃないけど、すごい空気を出された(笑)。

お母さんはめっちゃ甘い

 そういう、日常の挨拶とか、めっちゃ“基本”なところに厳しい。当たり前ですが「いただきます」「ごちそうさま」をきちんと言うとかもそうですが、ごはんの食べ方とかにはめちゃくちゃ厳しい。子どもだとお腹すいてたり、好きな食べ物が目の前にあると「いただきます」を言わず、ガーっと食べ始めようとしたりすることもあるけど、それは許されない。

 お父さんがいないときは、お母さんはめっちゃ甘いので「いただきます」を言わないで食べるときもあったけど。お父さんがいるときは絶対、姿勢をピンとして「い・た・だ・き・ま・す」みたいな気持ちだった感じ(笑)。

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