「『沢村賞とサイ・ヤング賞の両方を獲得したい』と語ったのも、キャリアに箔をつけることを考えているのだろう。MLB時代のような巨額契約は難しくとも、NPB屈指の契約を引き出すことは可能。今オフにはFA扱いになるので、国内で争奪戦になる可能性もある」(在京球団編成担当者)
前回来日時からYouTuberとしても多くのファンを獲得してきた。今季からは自身プロデュースのグローブを使用するなど、敏腕ビジネスマンの一面も持つ。今後の人生プランをしっかり描いているのは間違いなく、そのためにもNPBで結果を出そうとしているはずだ。
「とにかく今季は悲願のリーグ制覇のため、ローテーションを守って1つでも多くの貯金を稼いで欲しい。不安定な戦いが続く中、優勝へ向けてバウアーに頼る部分は大きい」(DeNA関係者)
来季以降のことは誰もわからない。34歳という年齢から、今後の現役生活も長くないだろう。まずはDeNAで、どのような投球を見せてくれるのかに注目が集まる。色々と問題もあったが、「MLB屈指の投手」と言われた右腕の勇姿をできるだけ多く楽しみたいものだ。
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