「実績や契約内容から簡単にベンチに置くことができない存在になっている。山田本人が今の状況をどのように考えているのか。野球選手として納得できていないなら、自分から調整を望んだ方が良い。それくらいの悪い状態だと思う」(ヤクルトOB)
チームは最下位が定位置となりつつある中、山田本人も思うところは多いようだ。以前のように全体練習前の早出練習を行う姿も見かけるようになった。
「今までのままではダメだ、ともがいている。納得いくまでバットを振り、有酸素運動の量も増やしている。素晴らしい技術を持っているのは間違いないので、コンディションを整えて復活してもらいたい。ヤクルトはテツトのチームなのだから」(ヤクルト関係者)
故障離脱中とはいえ村上の来季メジャー挑戦は濃厚と見られる。球界を代表する打者が抜ける可能性が濃厚の中、チーム再建のためには2027年まで契約が残る山田が中心になるしかない。
「トリプルスリーの時のような活躍は望んでいない。経験を活かしてチームに貢献できる“ニュー山田哲人”に生まれ変わって欲しい」(ヤクルトOB)
応援歌で盛り上がるためだけに試合出場して欲しいわけではない。ミスター・スワローズとしてチームを牽引する姿が見たい。山田哲人はこのままでは終わらない。不死鳥のように復活する姿を誰もが待っている。
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