フリーアナウンサーとして活躍する鷲見玲奈
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 昨年4月に第1子出産を発表したフリーアナウンサーの鷲見玲奈(35)。母親たちの憧れや目標となる著名人に贈られる「第17回ベストマザー賞2025」を受賞したが、その人選が物議を醸したようだ。

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「ベストマザー賞」は、前参議院議員の蓮舫氏が特別顧問を務める日本マザーズ協会が主催するアワード。今年は文化部門で選出された鷲見のほか、スポーツ部門を高橋礼華氏、音楽部門をDream Ami、芸能部門を森泉、文芸部門を山崎ナオコーラ氏が受賞した。

 5月8日の授賞式に登壇した鷲見は、「この1年で母親になるということは、何かを諦めることではなくて、誰かとつながる力をもらうことなんだと実感しています。まだまだ母として未熟な私ですけれども、今日この賞を頂いたことで、頑張っていいんだよ、このままでいいんだよ、っていうふうに背中を押していただいたように感じます」とコメント。これにネット上では「素晴らしいスピーチ。娘さんへの愛情が伝わってきます」などと賛辞が寄せられている。

 一方、同賞は過去に今井絵理子や篠田麻里子、広末涼子らが受賞しており、不倫騒動の末に離婚した有名人も散見されることから、「鷲見ちゃん大丈夫? 不穏なフラグじゃないことを祈ります」と心配するファンも。さらに「産後1年で即受賞ってどういうこと?」と選出基準に疑問の声も少なくない。

 なお、同賞は育児専門誌会員へのアンケート、SNS、子育てウェブサイト、ネットリサーチなどを入り口とした投票を分類集計して受賞者を決定しているそうで、主催者側は「全ての投票は自然想起による全国のママたちの投票です」と強調している。芸能ジャーナリストの平田昇二氏が語る。

「2008年に第1回が開催された同賞ですが、受賞者に関しては得票結果で選出表彰しているというものの、当時から一部受賞者の選考に対して違和感を覚える人もいましたよね。特に芸能部門においてはその傾向が強い印象です。もっとも、同賞に限らずこの種の賞においては有名人を対象とした場合、賞の適格者よりも知名度が高かったり、応援の熱量の強いファンを抱えていたり、投票時期に活躍が目立っていたり、いわゆる旬の芸能人に多数の票が集まるのは自然な流れともいえます」

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