
5月1日にデビュー43周年を迎えた中森明菜。そのデビュー記念日に、自身初となるトリビュート・アルバム「明響」がリリースされた。一般的に有名な楽曲のカバーには、元々のファンからの賛否がつきものだが、「明響」の中で「いい意味で期待を裏切られた」と話題なのが城田優(39)が歌う「少女A」だ。引き込まれる独特の世界観はなぜ生まれたのか? その胸の内を語った。
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中森明菜のデビュー43周年記念日に発売されたトリビュート・アルバム「明響」は、「ももいろクローバーZ」玉井詩織が歌う82年のデビューシングル「スローモーション」に始まり、城田優が「少女A」、一青窈が「北ウイング」、玉置浩二が「サザン・ウインド」、Adoが「十戒(1984)」、鈴木雅之が「飾りじゃないのよ涙は」、星屑スキャットが「TATOO」、中島美嘉が「難破船」と、超豪華面々が参加。
「明響」に収められた全13曲それぞれを歌うアーティストたちが、中森明菜の歌をどのように解釈し、令和のいまどんな風に表現するのか、ファンのみならずとものぞいてみたくなる世界観だ。
そんな中でも、「いい意味で期待を裏切られた」「一番攻めたアレンジで最強」などの声が上がったのは、城田優が歌う「少女A」。
「少女A」は1982年7月28日に発売になった中森明菜の2枚目のシングル。デビュー曲「スローモーション」の繊細ではかなげな少女のイメージから一転、“ツッパリ路線”と称された楽曲だ。そんな「少女A」という曲のリリースから40年以上たったいま、男性である城田優が歌う――。想像し難い作品だからこそ、そこに寄せられた感想には、率直ともいえる称賛の声が集まった。

「色気あるけど、とても美しい...なんだろう?この世界」「1番攻めたアレンジで最強!!Endlessにリピできる。このダークカルトファンタジーな世界観、良き明菜ちゃんの妖艶さを受け継いであの時代のエモさも感じられてとてもスキ」「すごい演出力。イマジネーション。腰抜けた」「ひっさびさに、感動した、歌とPV」