この記事の写真をすべて見る

 ゴールデンウィークが終わり、いつもの日常が戻ってきたけど、なかなかやる気が出ない……。春に進学や就職、転勤といった環境の変化があり、連休後に心身の不調として現れる「五月病」。今年、自分が五月病だと「感じている」「やや感じている」という方は4割に。そして「毎年」「ほぼ毎年」感じるという方は2割でした。気分転換の方法は人それぞれですが、まずは「ゆっくり休む」という方が多いようです。

【ランキング】やる気が出ない…そんなときはどうリフレッシュする?

*   *   *

 今回の読者アンケートのテーマは「五月病」。インターネット上で5月21~28日に実施し、回答者は262人でした。
 

 今年の大型連休後、自分が「五月病」と「感じている」という方は21.4%。「やや感じている」方も20.2%でした。一方で、「まったく感じていない」は29.0%、「あまり感じていない」が23.3%でした。

 自分が五月病になっていると感じる頻度については、最も多かったのが「感じる年もある」の36.3%。「まったく感じたことがない」も34.0%でした。そして「毎年感じている」という方は7.6%、「ほぼ毎年感じている」は13.0%でした。
 

気分転換のために「休む」

 それぞれ個人に現れる五月病の症状としては、「疲れやすい」が最も多い53.8%。「仕事、勉強のやる気が出ない」が42.0%。「気分が落ち込む」が34.7%と続きました。

 五月病になる要因としては、春に進学、就職、転勤、職場の異動といった環境の変化があり、大型連休をはさんだ後に心身の不調として現れるというのが一般的ですが、ご自身ではどう分析しているのでしょうか。複数回答で聞きました。

 要因として最も多かったのが「気候の変化」で36.0%。「仕事や、やるべきことの量が増えた」が27.6%、「休みの日数が多すぎた」が20.0%。「仕事や、やるべきことの内容が変わった」が14.0%でした。
 

次のページ