
5月8日発売の「週刊文春」で不倫疑惑の続報が報じられた俳優の永野芽郁と田中圭(40)。今回は“口裏合わせ”とも取れるLINEでの生々しいやりとりも暴露されたが、双方の所属事務所は再度、不倫関係や流出内容を否定。しかし、人気俳優同士の不倫疑惑が収束する様子はない。なかでも田中に関しては今月に入り、出演中のCMが削除されて話題となったばかりだ。
「複数の大手企業のCMに出演している田中ですが、5月1日にキッコーマンの公式サイトから『うちのごはん』シリーズのCMなど、全出演コンテンツが削除されました。企業側は、春のキャンペーンが4月で終了したためとメディアに説明しており、騒動とは無関係というスタンスですが、不倫を思い浮かべてしまう芸能人のCM降板は当然と思う人は多いでしょう。この動きは他のCMにも波及しそうです。一部では、広告業界は花王の動きを注視しているとも報じられています。花王は旧ジャニーズ事務所の性加害問題などで早急に厳しい対応をしており、花王の動きが判断材料のひとつになるかもしれません。状況によっては、今後、CMだけでなく出演するドラマや映画の降板ラッシュも始まる懸念があります」(週刊誌の芸能担当記者)
芸能ジャーナリストの平田昇二氏は田中の今後をこう述べる。
「田中さんは結婚後も女性との密会が週刊誌に報じられたり、2020年にはタクシー泥酔騒動、そしてコロナ禍での誕生日パーティーでのらんちき騒ぎが発覚し、世間の物議を醸しました。それでも活躍の場を大きく減らすことはありませんでした。そうした背景もあり、今回の報道に対しては、清純派女優のイメージが浸透していた永野さんに比べると、田中さんのダメージは少ないのでは、といった見方もありました。しかし、仮に報道内容が事実であるなら、今回ばかりは芸能活動に黄信号がともってしまいそうです」
一方の永野は現在、日曜劇場「キャスター」(TBS系)に出演中だが、不倫疑惑の報道以降、番組の公式インスタアカウントへの登場がほぼ無くなっている。
「1回目の文春砲を受けて、TBSは降板を否定しました。しかし、さすがに2度目のLINE流出で風向きが変わるかもしれず、ドラマの途中降板の可能性も出てきています。一方の田中さんも、これまでドラマや映画に立て続けに出演してきましたが、今回の騒動の影響は免れることはできないでしょう。ドラマや映画の制作関係者の間では、今秋から来年のキャスティングをどうするか、迷っているという声も聞かれます。となると、『田中の抜けた穴を埋める俳優は誰なのか?』ということになり、代役になりそうな俳優探しが始まりそうです」(民放ドラマ制作スタッフ)