
中居正広氏やフジテレビをめぐる問題の延長として、ダウンタウンやとんねるず・石橋貴明の過去の芸風やノリを疑問視する声が上がっている。そんな中、俳優の大竹しのぶが明かした元夫・明石家さんま(69)のモットーが話題だ。
大竹は4月22日放送のニッポン放送「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」に生出演。パーソナリティーの森三中・黒沢かずこが“憧れの芸人”にさんまを挙げ、「近くの方にでもサービス精神がすごい」「こんな若手にも優しい」とその理由を明かすと、大竹は「ああ、そうですね」と同調した。
大竹は過去にさんまとドラマで共演した際のエピソードを披露。大竹いわく、さんまはスタジオに浮かない表情をしているスタッフが1人でもいると「お前なんや」と声をかけるといい、「“みんなを幸せにする”っていう使命感に燃えてて、うるさい」と皮肉交じりに語った。
そして、様子が気になったそのスタッフにさんまが「何があったんや」と尋ねると、「お金がなくて、テレビがなくて見られない」という悩みを打ち明けられたため、翌週にはさんまがテレビをプレゼントしていたという。
過去に約120件のスキャンダル
このエピソードを受け、ネット上では「さんまさんって、こういうエピソードが多くてカッコ良い」と好意的な声が上がったほか、「視聴者やお客さんだけでなく、裏でも周りの人を笑顔にしようとしてるところがほかの芸人と違う」と別の大物芸人と比べる声も見られた。テレビ誌の編集者が話す。
「最近では、ダウンタウン・松本人志さんの『性加害』報道に続いて、今年4月発売の『週刊文春』が、フジの女性社員が石橋さんと10年以上前に会食した際にセクハラ被害を受けていたと報道。超大物芸人の“裏の顔”が立て続けに話題となったため、対比として大竹さんが明かしたさんまさんの『みんなを幸せにする』というモットーが注目されたのでしょう。
なお、さんまさんはセクシー女優との密会をはじめ、これまで約120件もの熱愛報道が世に出た“スキャンダル王”として知られています。しかし、中居さんや松本さんのように女性側と大きなトラブルに発展したケースは思いあたらず、さんまさん本人もスキャンダル後は『ハニートラップは悟空もルフィも破れない技』などとトークのネタにしてきました」