インタビューに答えるヒロミさん(左)と小峠英二さん=25年4月、和仁貢介撮影
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 中京テレビ(名古屋市)が制作する「ヒューマングルメンタリー  オモウマい店」は4月29日は平均個人視聴率7.4%、平均世帯視聴率も11.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と好調だ。スタッフが徹底的にリサーチをした店主らに密着し、強烈な人柄や人情味を浮き彫りにすることで支持を集めている。「テレビの底力を見た」と語るMCを務めるヒロミさんと、進行の小峠英二さんに番組の魅力を聞いた。
〈【前編】名古屋発「オモウマい店」から感じる“気概”と“泥臭さ” ヒロミと小峠が語る、中京テレビの本気度〉から続く

【写真】強烈!サービスを断ると「騒ぐんじゃねぇ!」と言う鈴子ママ

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「オモウマ」は奇跡の番組

――「オモウマい店」は地上波でも人気で、配信でも見られています。レギュラーの初回に登場した店主は、サービスを断ると「騒ぐんじゃねぇ!」が口癖の中華料理店「珉珉」の鈴子ママで、インパクトがありました。

ヒロミ:鈴子ちゃんのような人と出会えるって、奇跡みたいな番組ですよ。俺らからしても、いつでも見たい。

小峠:面白いネタを何回も見たくなっちゃうのに近い。クセになるというか、頭に残るんですよね。普通のグルメ番組だったら、1回見たら終わり。でもこの番組は、ほかのところが気になってしまうというか。

ヒロミ:「騒ぐんじゃねえ」とかさ、ギャグだもん。

小峠:フレーズが強烈だし、耳に残る。やっぱり、お笑いのネタを見る感覚と同じ。

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