Koki,(写真:bfa.com/アフロ)

海外監督は2世と知らず主演に抜擢

「キムタクの事務所の大先輩である東山紀之を夫に持つ女優・木村佳乃も、『イッテQ』出演がきっかけで注目されましたよね。スペシャルゲストとしてたびたび参戦、女優らしからぬ体の張りっぷりはもはや名物となっています。制作サイドも今回の活躍でKoki,の評価が上がれば、木村佳乃のような路線を目指す可能性は高いのでは」(同)

 一方、女優としてのKoki,はどうか。デビュー当初は否定的な声もあったが……。

「2022年にホラー映画『牛首村』で、映画初出演にして初主演という華々しいデビューを飾りましたが、演技力が未熟だったのにブルーリボン賞の新人賞を受賞したことで“ゴリ押し”というイメージがついてしまいました。しかし、昨年出演したアイスランド映画『TOUCH』で評価が少し変わった印象ですね。胎内被爆という出生の秘密を抱えた少女役を流ちょうな英語で演じ、ラブシーンにも挑戦しました。なにより同作品のバルタザール・コルマウクル監督はKoki,を有名人の娘とは知らずに、純粋にビジュアルと能力でキャスティングしたと語っています。公開を控えるイギリス映画『Tornado』でも主演を務めていますが、この作品でKoki,は殺陣にも挑戦しています」(映画ライター)

「TOUCH」は米アカデミー賞の国際長編映画部門のノミネート候補作15作に残り、「Tornado」は英グラスゴー映画祭のオープニング作品としてプレミア上映されるなど、彼女の作品は国際的にも評価されつつある。そして、現在公開中の映画「女神降臨」でも主演を務めている。

「外見を理由にいじめられて不登校だった少女がメークと出会うことで人生を切り開いていく成長物語です。日本でも電子コミックが46カ月連続でランキング1位を獲得した大人気漫画が原作です。Koki,さんは現在、海外作品を中心に活動しているので、日本の観客からするとちょっと敷居が高いイメージだったのかもしれません。その点、『女神降臨』はコメディー要素も多いエンタメ作品で、この映画の番宣も兼ねてバラエティー出演を増やしているという背景もあります。バラエティー出演は今のところ成功しているようなので、女優として新たな路線開拓につながる可能性もあります」(同)

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