額面金額と手取りで金額の差は、月給20万円でも数万円単位となるので、あくまで手取りの金額で生活していくんだという意識を持っていかなければなりません。
給与明細という形で毎月、支給される金額と、税金や社会保険料などが控除される金額が書かれた書類を受け取るはずなので、それをしっかり確認してみるといいでしょう。
新社会人のお金のやりくりは
まずやってほしいのが、収支の管理をすることです。
学生時代と違って、毎月決まった金額が入ってくるようになり、そのなかでいくら貯金をし、何にいくら使ったのか把握することがとても大事になってきます。せっかくある程度の金額が入ってきても、使いっぱなしでは将来、困ってしまいます。
ただ、収支の管理をするといっても、めんどくさいという人も多いですよね。そこでおすすめなのが家計簿アプリです。
銀行口座やクレジットカードと連携しておけば、自分で入力しなくても自動で情報が入ってきますし、アプリによってはレシートを写真撮影するだけで情報が反映されるものもあります。
普段、いろいろな方からお金の悩みを聞くのですが、「お金がたまらない」と言っている人の多くが、自分のお金の流れを把握できていません。
新社会人のうちからお金の管理の習慣をつけておくことで、自分のお金に対しての意識も高まり、資産形成もしていきやすくなります。