八田亜矢子さん(撮影/写真映像部・佐藤創紀)

過熱する受験競争に「少しドキドキ」

 息子は楽器にも興味を示しているので、ピアノとバイオリンを習っている。さらに英語、体操の習い事もしているというが、八田さんもやはり“教育ママ”になりそうなのだろうか。

中学受験が過熱していることで、今は小学校受験から激しくなっているという話も聞くので、少しドキドキしたりもしています(笑)。ただ、息子はまだ年少なので、勉強、勉強という感じではないです。個人的には英語ぐらいはやっておけば、というくらいかな。先輩ママたちに話を聞きながら、少しずつどうするか考えていきたいですね」

 最後に、八田さんのこれからの目標を聞いてみた。

「子どもを産んで子どもファーストになって、いつも子どものことで頭がいっぱいになっちゃっていたんですけど、子どもが幼稚園に通うようになって、だんだんとその気持ちも薄れてきました。子どもが中学生ぐらいになって自立したら、私はどうしようか? というのが目下の悩みの種です。『第二の人生』じゃないですけど、子育て後の人生もすごく充実したものにしたいなと思っていて。それをどうしようか、これから考えていこうかなと思っています」

(藤井みさ)

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