メイン画像
この記事の写真をすべて見る

今日17日は次第に強い寒気が流れ込み、午後から日本海側では雪の降るエリアが拡大。大雪や猛吹雪になる所がありそう。寒気が居座るため、交通への影響も長引くおそれ。

午後 大雪やふぶく所も

画像A

今日17日(月)は、冬型の気圧配置が次第に強まって、上空には強い寒気が流れ込むでしょう。午後は、北陸や東北の日本海側を中心に雪の範囲が広がりそうです。日本海側だけでなく、東海や関東甲信など太平洋側の山地も大雪に。岐阜県では、平地でも大雪となる所があるでしょう。予想より寒気が強まったり、同じ地域で雪が降り続いた場合は、警報級の大雪となる可能性があります。また、全国的に風が強まり、東北では猛吹雪で見通しがきかなくなる所もあるでしょう。

上空の強い寒気は、24日(月)頃にかけて居座る予想です。日本海側の山沿いを中心に積雪が急増し、交通への影響が長引くでしょう。道路の迂回や代替ルート、予定の変更も検討してください。

予想降雪量

画像B

【24時間降雪量(多い所)】
18日(火)6時まで
東北地方   50センチ
関東甲信地方 50センチ
北陸地方   60センチ
東海地方   60センチ

19日(水)6時まで
東北地方   50センチ
関東甲信地方 50センチ
北陸地方   70センチ
東海地方   50センチ

20日(木)6時まで
東北地方   50センチ
関東甲信地方 50センチ
北陸地方   70センチ
東海地方   50センチ

20日(木)以降も、北日本から西日本の日本海側を中心に大雪が続き、積雪がさらに増える所があるでしょう。大雪による交通への影響に警戒し、着雪やなだれにご注意ください。

道路への影響

画像C
画像D

道路の気象影響予測では、北海道から中国地方、四国で今日17日(月)から「赤」色の時間帯があり、雪による影響度が大きくなっています。また、東北は今夜から、中国地方は18日(火)の午後から、北海道と東海も19日(水)は「紫」色の影響度が最も大きくなる時間帯があるでしょう。短時間で積雪が急増することも考えられます。

雪道運転をする場合は立ち往生など万が一に備えて、暖が取れる防寒着やカイロ、飲料水や非常食、モバイルバッテリー、簡易トイレ、懐中電灯、除雪ができるように長靴やスコップなどを車に積んでおくと良いです。また、出かける前には燃料が十分にあることを確認しましょう。気象情報や交通情報をこまめに確認し、予定の変更や移動手段の変更も検討してください。

▼▼▼AERA最新号はこちら▼▼▼