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今日15日の道内は次第に広く晴れて、道央や道南方面を中心に平年より気温の上がっている所が多くなっています。明日16日は今日よりさらに気温が上がりやすくなるでしょう。路面の積雪が多くなっている所を中心に路面状況が悪くなる可能性があります。車の運転の際は、泥はねや、タイヤが雪にはまってしまわないよう注意が必要です。

雲が広がりやすいが気温は上昇 3月下旬から4月上旬並みの最高気温に

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今日15日の北海道付近は、本州方面から高気圧が張り出して、上空にはこの時期としてはかなり暖かい空気が流れ込みました。そのため道央や道南方面を中心に日中は気温が上がり、午後3時までに道内で最も気温が上がった渡島地方の松前ではプラスの7.0℃と、3月下旬並みとなりました。札幌でもプラスの3.5℃と、3月中旬並みとなりました。

明日16日は、北海道付近に低気圧が近づきますが、上空には今日よりもさらに暖かい空気が流れ込むでしょう。明日の道内は雲が広がりやすく、雪や雨の降ることがありますが、降り方は弱い見込みです。最高気温は道央や道南方面を中心に3月下旬から4月上旬並みとなるでしょう。札幌ではプラスの7℃、函館ではプラスの9℃の予想です。

雪が解けて、ぐちゃぐちゃ路面や大きな水たまりができるなど泥はねしやすくなったり、轍が深くなってハンドル操作を誤りやすくなったり、タイヤが柔らかくなった雪にはまって動けなくなったりする可能性があります。車を運転する際は十分注意して下さい。

なお、明日朝は晴れて風も弱まるため、放射冷却現象が強まりやすくなります。内陸を中心に冷え込みが強まるため、水道凍結には注意が必要です。また、日中の最高気温は道北や道東方面ではほぼ平年並みとなる見込みです。こちらの地域では日中でも十分な防寒が必要です。

北海道の1か月予報 気温は高めに経過 3月の雪解けは早そう

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先日2月13日、札幌管区気象台から1か月予報が発表されました。

この先1か月は、寒気の影響を受けにくいため、気温は高めとなるでしょう。特に3月に入ってからは平均気温が平年より高い確率が50%で、今日15日午前9時現在は全道的に積雪が平年並みとなっているものの、3月には急速に雪解けが進んでいきそうです。

ただ、来週いっぱいは低気圧の影響や冬型の気圧配置が強まる影響で、日本海側やオホーツク海側で雪の降り方が強まる日がありそうです。札幌周辺でも18日火曜日から19日水曜日頃にかけて降雪量が多くなる可能性があります。最新の気象情報に注意して下さい。

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