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気象庁が13日に発表した「1か月予報」によりますと、東日本・西日本・沖縄・奄美では、2月末にかけて、平均気温が「平年より低い」でしょう。特に19日頃からは、北陸・関東甲信~沖縄で「10年に1度の低温」、東北日本海側~山陰で「10年に1度の大雪」が予想されています。体調管理に注意するとともに、2月後半でも、まだ大雪に警戒が必要です。
東・西日本を中心に 寒さ・大雪に警戒
13日、気象庁は、1か月予報を発表しました。
それによりますと、この先1か月全体の平均気温は、北日本では、「平年並みか高い」でしょう。一方、東・西日本、沖縄・奄美では「平年より低い」予想です。というのも、期間の前半に、強い寒気の影響を受けやすくなるからです。
この強い寒気の影響で、1か月全体の降雪量は、東日本の日本海側・西日本の日本海側で「平年より多い」予想で、北日本日本海側でも「平年並みか多い」でしょう。
この先は、東・西日本を中心に、寒さや大雪に警戒が必要です。
平均気温 週別に詳しく
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週ごとに詳しく見ていきます。
2月15日~21日、22日~28日の平均気温は、北日本では「平年並み」ですが、東・西日本、沖縄・奄美では「平年より低い」でしょう。いつもの年なら、2月後半は、寒さの底を抜けて、少しずつ春に近づいていく時期ですが、今年は春の訪れはまだ先になりそうです。
3月に入ると、気温の傾向が、ガラッと変わるでしょう。3月1日~14日の平均気温は、沖縄・奄美や西・東日本では「平年並み」ですが、北日本では「平年より高い」見込みです。北国では、3月に入ると、いつもの年より暖かくなりそうです。ただ、気温が上がると、積雪の多い所では、雪崩の危険度が高まりますので、ご注意ください。
【北日本】北海道・東北地方
【東日本】関東甲信・北陸・東海地方
【西日本】近畿・中国・四国・九州北部地方・九州南部
【沖縄・奄美】鹿児島県奄美地方・沖縄地方
北陸・関東甲信~沖縄「10年に1度の低温」予想
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今回、気象庁は「1か月予報」だけでなく、2月後半の寒さと大雪について「早期天候情報」を発表しました。
これはその時期としては10年に1度程度しか起きないような著しい低温、降雪量(冬季の日本海側)となる可能性が、いつもより高まっているときに、6日前までに注意を呼びかける情報です。
6日先から14日先までの期間で、5日間平均気温が「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に、この情報を発表します。
来週は、強烈寒波がやってくると予想されるため、19日頃から、北陸・関東甲信・東海・近畿・中国・四国・九州北部・九州南部・奄美地方・沖縄地方で「10年に1度の寒さ」になる可能性が高まっています。
体調管理はもちろん、農作物の管理・水道管の凍結などに、注意が必要です。
東北日本海側~山陰「10年に1度の大雪」予想
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さらに、強烈寒波は寒さだけでなく、大雪ももたらすでしょう。
19日頃からは、東北日本海側・北陸・長野県北部・群馬県北部・岐阜県山間部・近畿日本海側・山陰で「10年に1度の大雪」になるおそれがあります。
今回は「西日本でも大雪になる」のがポイントです。
2月後半でも、まだ大雪により、交通機関に影響がでるおそれがあります。お出かけの際は、予定の変更も視野に入れながら、最新の情報を確認してください。
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