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オアシスが2024年8月に待望の再結成ライブを発表して以来、需要の高まりがチケット問題を引き起こし、ダイナミック・プライシング・モデルや長時間の遅延により、英国およびアイルランドでのチケットを入手しようとするファンがいら立ちを募らせている。
昨年10月には、チケットマスターがこの問題についてさらに調査を進め、オアシスのツアーで禁止されている手法で購入されたと見られる約5万枚の転売チケットをキャンセルすると発表した。これには1世帯につき1公演で4枚以上のチケットを購入することや、複数のIDを使用してチケットを買い占めることなど、ダフ屋やボットがよく使用する手法が含まれていた。
現地時間2025日2月10日、米ビルボードはファンが実際にチケットのキャンセル通知を受け取ったことや、チケットマスターが一部のチケット保有者に連絡し払い戻しをしたことを伝えたと報じた。これらのチケット購入者への同社からのメッセージには、“ボットが使用されて購入されたことが確認されました”とあり、これが“ツアーの規約に違反”することを意味すると記載されている。
チケットマスターのメッセージにはさらに、「これらの条件は利益目的で無許可のチケット販売プラットフォームでチケットを再販することを制限するために特別に定められたものです。ファンの方々には、詐欺や払い戻しから身を守るために、無許可の転売サイトからチケットを購入しないよう、あらゆる関係者から強く勧められています」と書かれている。
少なくとも一人のファンが、リアム・ギャラガーにこの問題を知らせようとした。SNSで怒りをぶちまけるファンがいる中、カレン・ケリーと名乗るXユーザーがオアシスのボーカリストに、「リアム、チケットの件についてどう思います? ファンがボットだと思われて、返金されている(この状況について)」と尋ねた。
するとリアムも今回の騒動にはうんざりしていたようで、ほんの6分後に、「俺がルールを決めているわけじゃない 俺たちは適切なことをしようとしている 仕方ないだろ 俺はシンガーなんだ批判するなよ」と返信した。
ケリーはすぐに、誰もリアムを批判している訳ではなく、彼が“これを見たのか”を知りたいだけだと再度質問した。リアムは、「自分が計画したことは全部見ている」と応じた。
昨年12月、リアムの兄であるノエルが、今後予定されている再結成ライブに触れ、過去の経緯から想像されるほど荒々しいものにはならないだろうとファンを安心させつつ、チケット入手の苦労は長い目で見ればそれだけの価値があるかもしれないと示唆した。
ノエルは、「いや、昔のように騒々しくはならないだろう。俺たちはもう50歳を過ぎているし、年を取り過ぎているから。もう年を取り過ぎているからどうでもいいんだ。だから、予期しない影響も争いも起こらないだろう。バンドにとって名誉の一周だよ」と語った。
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