「寝れば治る」と思い、普段よりたくさん睡眠時間を取るようにしても、なかなか症状は改善しませんでした。高熱ではないものの、微熱が続き、軽く咳き込むようにもなりました。
もしかしてコロナ?
夫は在宅勤務ではありますが、ジムやスーパーマーケットに行くこともあれば、日課の屋外でのサッカーでも多くの人に会うため、ウイルスにいつ感染してもおかしくありません。「もしかして、コロナ?」そう思った私は、昨年の秋ごろ、アメリカ政府から配布され自宅にストックしてあったCOVID-19検査キットで検査をしてみることを夫に提案しました。幸い、結果は陰性。コロナじゃないと知った夫は、とても安心したようでした。
翌日、また普段通り仕事をするも、やはり倦怠感が続いているようです。オンラインでの会議中にも咳き込むようになり、上司だけでなく部下からも「顔色が悪いようだよ」と指摘されるようになりました。
「コロナじゃないなら、もしやインフルなの?」そう思った私は、急いでドラッグストア[※4] に駆け込み、Flu(インフルエンザ)の検査キットを購入し、再度検査をするように勧めることにしました。「また鼻に棒をささないといけないのか」と嫌そうでしたが、「どうやら普通の風邪ではなさそうだ」と気付いていた夫は、私のお願いを聞いてくれ、検査をしてくれました。
そしたら、まさかの陽性ではありませんか。「それは、体調が悪いわけだよね」と二人で納得したのでした。
サンディエゴでも感染拡大中
幸い、寝込むほどの体調不良になることもなく、食欲も少し落ちる程度で済んだ夫。休日はしっかり休養をとるも、平日は在宅勤務だから休む必要はないからと、普段通りに仕事をこなし、2週間ほどですっかり体調は回復し、無事にサンクスギビング休暇には家族に会うことができました。