始まったばかりの2025年、pecoさんの目標は?
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 息子を出産してからお仕事はほとんどしていなかったんですけど、2023年の秋からお仕事を再開して、昨年、24年は、息子が生まれてきてくれてぶりに一番お仕事をさせていただいた一年でした。といっても、仕事量は知れてはいるんですが……。

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 仕事を再開し、頑張ったということは、同時に、めちゃめちゃ周りに助けてもらった一年でした。頑張ったって言えば頑張ったんですけど、全然、そんな「ホントにマジで頑張った!!」なんていう風にも思わない(笑)。私は人生60%モードで生きているので、そんな世の中の人が言うほど頑張っていない。

 自分がというよりも、本当に周りに支えていただいた一年だったなと思います。一番近くにいる息子も色々我慢もしてくれただろうし。

 昨年を振り返って、一番に思い浮かぶのは、海外に3回も行けたことがすごく嬉しかったですね。英語学習の仕事でロサンゼルス、日本テレビ「アナザースカイ」でグアム、ほぼプライベートの旅行でフロリダに。

 英語を勉強して、本当にちょっとだけですけどしゃべれるようになって、それもあってか、昨年の海外は、楽しいことがもっと増えた感じでした。

自分の英語に変化が

 ロサンゼルスは、完全に英語の学習のお仕事だったので、もちろん英語も使うけど、仕事で行っている分、たくさん助けてももらえる。グアムも番組のロケだったので、そこまで英語を話す機会もなかった。

 一方、フロリダは自分で英語を勉強し始めて以来初めて、完全に自分で英語を話さないといけない状況だった。“前と違うな”って、そのとき初めて実感しました。コミュニケーションをとることが楽しくなったし、もっともっと海外に行きたいって気持ちになりました。

 自分の言いたいことがある程度話せるようになったんです! “これ、英語でなんて言うんだろう?”って、考えることがあまりなかったです。もちろん、難しい話や深い話をする機会はなかったからですが、言いたいことがパッと思い浮かんで、会話文を作れるようになった。それが、文法的に合っているかは別として、相手に伝わっていた。

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初めての著書への声に感動