「光る君へ」の主演を務めた吉高由里子
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 先週に多く読まれた記事の「見逃し配信」です。ぜひ御覧ください(この記事は「AERA dot.」で2024年12月17日に配信した内容の再配信です。肩書や情報などは当時のまま)。

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 吉高由里子(36)が主演を務めたNHK大河ドラマ光る君へ」が12月15日に最終回を迎え、世帯平均視聴率11.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)という数字で締めくくった。全48回の平均視聴率は10.7%だった。

 平安時代に「源氏物語」を執筆した紫式部の生涯を描いたこの作品は、吉高演じる(まひろ/紫式部)を主人公に、平安時代の雅な貴族文化や朝廷内の権力闘争、柄本佑(38)演じる藤原道長との切ないラブストーリーが描かれた。

「世帯平均視聴率は2000年以降の大河ドラマでは歴代ワースト2位と苦戦しましたが、配信では記録的な視聴数となっており、大きな反響を呼びました。大河の華であった合戦シーンがほぼ描かれず、“文学大河”というチャレンジで新たな女性層を取り込むことに成功。制作サイドの狙いが見事にハマった格好です」(民放プロデューサー)

 ネット上では作品の内容や演技への高評価も多く、最終回放送後は「ロス」に陥った視聴者が続出。「吉高由里子さんの演技が最高だった」「平安時代の空気感をこれほどまでにリアルに感じられるドラマは他にない」「毎週楽しみにしていた日曜8時がなくなると思うと寂しい」「紫式部の苦悩と成長が自分の人生と重なって見えた」など、ドラマの終了を惜しむ声が寄せられている。

 とりわけ、最終回でのラストシーンは視聴者に強烈な印象を残した。その一方で、物議を醸した部分でもあった。

 まず斬新だったのが「4秒間のフリーズ」だ。ラストは、まひろがアップになったまま画面が静止。SNSでは「テレビが壊れたかと思った」「これで終わりか」という驚きの声や、「余韻がなさすぎる」との批判も目立つ。

 また、ラストシーンに登場したのが伊藤健太郎(27)だったことも議論の的に。

「伊藤は20年10月にひき逃げ事故を起こし逮捕されました。不起訴にこそなりましたが、相手をケガさせて逃げたというイメージの悪さは今も払拭(ふっしょく)しきれておらず、来年1月スタートのフジテレビ系ドラマ『未恋~かくれぼっちたち~』で主演することが報じられると、『さすがに甘すぎる』『出るなら見ない』と非難され、アレルギー反応を示す人も少なくなかった。凛々しい若武者(双寿丸)を演じた伊藤の演技自体は申し分ないものだったように思いますが、1年間の物語が伊藤で締めくくられたことに、一部の視聴者はモヤモヤさせられたようです」(芸能記者)

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最後のセリフは「最初から決まっていた」