経営するバーでは「物腰が柔らい人だった」
ユニフォームを脱いだ後は名古屋市内でバーを経営しながら不動産業など副業を行っていたという。中日ファンの40代男性は、バーを何度も訪れている。
「物腰が柔らかくて悪いイメージはなかったですね。接客もしっかりしていましたし、酒を飲みすぎたお客さんに水を出して介抱している時もありました。現役時代はいろいろ苦労したと思うので、セカンドキャリアで頑張ってほしかった。薬物に手を出してしまったら大きな代償を支払うことが考えられなかったのかな……。世間の見る目は厳しくなるけど、猛省してやり直してほしいですね」
球界OB、バーの来店客など山下被告の今後を気に掛ける声は多い。信頼を取り戻す道は険しいが、やり直すしかない。
(今川秀悟)
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