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17日(火)は、全国的に気圧が下がり、札幌・仙台・東京では影響度が大きいでしょう。さらに東京では、週の後半も、影響度「大」の日が続き、21日(土)は、影響度「大」のエリアが広がりそうです。また、朝晩は、この時期にしては冷え込む所もありますので、ヒートショックにも十分お気をつけください。

17日(火)全国的に気圧ダウン

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17日(火)は、全国的に気圧が下がるでしょう。特に、札幌・仙台・東京では、影響度が大きくなりそうです。症状が出る前に、早めに対策をしてください。

18日(水)も、関東から西では、気圧の下がる所が多いでしょう。東京では、19日(木)と20日(金)も気圧が下がり、影響度「大」の状態が続きそうです。気圧低下に伴う頭痛、首や肩のこり、めまい、全身倦怠感、関節痛、低血圧などに、注意が必要です。

そして、次に、広い範囲で、気を付けなければならないのが、21日(土)です。全国的に気圧が下がり、影響度「大」のエリアが札幌~名古屋に広がるでしょう。睡眠や食事をしっかりとって、気圧変化による体調不良の予防を心がけてください。

気温が低く ヒートショックにも注意

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さらに、この時期、特に注意が必要なのは、急な冷え込みです。

最低気温を見ますと、札幌では、日に日に冷え込みが強まり、17日(火)は氷点下6℃、18日(水)は氷点下7℃まで下がるでしょう。この時期にしては気温の低い日が続きそうです。仙台でも、19日(木)と20日(金)は、連日、氷点下の予想です。

関東から西では、3℃前後の日が続く所が多くなりそうです。ただ、20日(金)は、名古屋では0℃まで下がるでしょう。

朝晩、ここまで冷え込むと、暖房などを使って室内の温度を上げますが、家の中は、どうしても部屋によって室温が違います。暖かい部屋から寒い部屋への移動など、急激な温度の変化によって身体がダメージを受ける「ヒートショック」にも、注意が必要です。

ヒートショックを防ぐ4つのポイント

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ヒートショックを防ぐには、次の4つのポイントを覚えておいてください。

① 脱衣所や浴室は、入浴する前に暖めておきましょう。暖かい部屋から寒い脱衣所や浴室に入り、その後、浴槽につかると、寒暖差で血圧が急激に変化してしまいます。浴室に暖房設備がない場合は、シャワーを使って浴槽に給湯したり、浴槽のお湯が沸いたらよくかき混ぜた後、蓋を取って湯気を充満させたりするのも、効果的です。

② 入浴の際は、お湯の温度は41度以下、時間は10分以内を心がけましょう。入浴する時間帯は、夜遅い時間帯だと冷え込んできますので、早めの時間帯を心がけてください。

③ 浴槽で体を暖めた後は、できるだけゆっくり立ち上がるようにしましょう。手すりがあれば活用し、手すりがない場合でも、浴槽のへりにしっかり手をかけて、立ち上がってください。

④ 食後すぐの入浴や、飲酒後の入浴は、避けましょう。食後に血圧が下がりすぎる食後低血圧によって失神することもありますし、飲酒によっても一時的に血圧が下がります。体調の悪い時も、入浴は避けてください。