雛形あきこさん(撮影/写真映像部・東川哲也)
この記事の写真をすべて見る

 暮れゆく2024年を、AERA dot.の記事で振り返ります。7月は「雛形あきこが語る娘との関係 再婚した夫の“独特な一面”も受け入れて『彼女が大人だったんだと思う』」の記事が特に読まれました(※年齢、肩書等は当時のものです)。

【写真】「雛形あきこを好きすぎる夫」はこちら

フォトギャラリーで全ての写真を見る

*  *  *

 俳優・タレントの雛形あきこさん(46)は近年、“妻が好きすぎる夫”こと俳優の天野浩成さん(46)との夫婦エピソードでも注目を集める。妻が行く場所ならどこでもついていくという天野さんは、雛形さんへのインタビューの場にも当然のように同席。夫の優しい眼差しを受けながら雛形さんが語ったのは、仕事一筋の日々や離婚・再婚を経てたどりついた、少し独特で、愛情いっぱいの家族の姿だった。
 

【前編】<雛形あきこが語る“ワケあり”足立区で過ごした青春時代 「一輪車と扇ダンスはなかなか独特でした」>より続く

――SNSや夫婦でのテレビ共演の様子から、天野さんとの仲睦まじい様子が伺えますが、天野さんには“独特”な一面があるとか

 私はずっと普通と思っていたんですけど、バラエティ番組でしゃべっているうちに普通じゃないことが発覚し、世間に広まっていきました。一番最初は、忘れもしない「メレンゲの気持ち」です。夫婦の日常を話したら、お昼のあんな穏やかな番組でみんながざわついて、久本(雅美)さんには「ヤバいぞ雛形」って言われて……(笑)。

 天野は、美容院でも歯医者でも、私が行く場所ならどこにでもついてきたがるんですよ。で、私の様子をただ見ている。周りの人もそれを分かっているから、歯医者さんでホワイトニングするときは、院長先生が「旦那さん呼びます?」って声をかけてくれて、どれくらい白くするか3人で会議します。デパートのカウンターで化粧品を買うときは、私はいつも同じものしか買わないから、店員のお姉さんたちはオススメ商品があれば天野に営業するんです。家の中でも、私の姿が見えないと、「ママー」ってLINEが来ます。

次のページ
娘の学園祭にも夫婦で参戦