
――「OVER THE SUN」のイベントですが、「黄色」「緑」ときて、今回は「赤」とテーマカラーがあります。それぞれのテーマカラーに込めた思いは。
スー 「OVER THE SUN」の太陽が黄色かったので、なんとなく「幸福の黄色いハンカチ」みたいなところから黄色をつけて。ヒューリックホールの時はテーマカラーがなかった時点で、全く何も考えてないというのはよくわかると思うんですけど。
それで、次が緑色。テーマカラーを考えると色々と遊べて楽しい、というのがありました。
堀井 緑については、運動会だから安全にやろう、「安全第一」というのもありましたね。
スー 次は何にする、という時になんとなく信号になっちゃった。タイトルより先にテーマカラーの赤が決まりました。その後、赤から連想されるものを色々考えていて、じゃあみんなでレッドカーペットを歩きたい、「私たちのレッドカーペット」となった。思いついたのは堀井さんですね。
堀井 赤はとてもパワーがある色。そこでレッドカーペットを踏むというのが、すごく素敵だなって思いましたね。
――イベント内容は現時点では未定とのことですが、「こういうことがやってみたい」ということはありますか。
スー 運動会ほどではないにしろ、みなさんと一緒に何ができるか、それを探すことに心を砕いています。何かを見せるというよりも、いつもと同じ私たちを見せるということと、あとはみなさんと一緒に何かをするということ、その2つをどうやって叶えるかを考えています。
堀井 そうですね、同じです。どんな感じになるのか、私たちもまだわからない。そこでみんなで初めて見るという感じだと思います。観客を含めみんな、おお、こんな感じね、というのを体感するという時間かもしれないです。
――渋公、文体、武道館……とまるでバンドのサクセスストーリーのようです。次なる目標や、なんとなくの未来図はありますでしょうか。
スー いや、もうピークを迎えないってことだけですね。のらりくらりとやっていく、それだけです。のらくらでピークを迎えないということがすごく大事だと思っています。
堀井 そうです。また1回下降するのもいいですしね。0に戻ってまた上がるみたいなのも、ありますしね。
あと、今回は武道館というとても大きい会場で開催しますので、人数や数字に意識が行きますけど、大きさとか「上に上に」ということではなく、「横に横に」という感じです。
――どうもありがとうございました。最後に一言、読者にメッセージをお願いします。
スー 武道館に来たことがない人も、あいつらのイベントなら気負わずに行けそうだなとか、そういう感じで来てもらえたら。久しぶりの武道館、ここのところ行く用事はなかったけど行ってみようかなとか、そういう軽い感じで参加してもらえたら嬉しいです。
堀井 年度の祭りだと思ってきてください。
スー 巨大納会ですね。
堀井 そう。バッカンと打ち上がって、はい、じゃあ4月からまた頑張っていこう、ということですね。
(構成/編集部・小柳暁子)
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