NAOTOは「気持ちが切れてしまうことは往々にしてあると思うのですが、この7人はなかなか切れないしぶとさがある」と分析[撮影:蜷川実花/hair 宇津木剛(NAOTO・今市隆二)/make 船引美智子(NAOTO・今市隆二)/hair & make 高木大輔(小林直己) MAX(ELLY) 下川真矢(山下健二郎・岩田剛典) 千絵(OMI)/styling 渡邊康裕]
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 結成から15年を迎えようとしている三代目 J SOUL BROTHERS。今後の展望やグループのあり方について語った。AERA 2024年12月2日号より。

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――三代目 J SOUL BROTHERSがグループ活動を続ける上で大事にしていることは何なのだろうか。

OMI:役割分担でしょうか。はっきりと決め込んでいるわけではありませんが、「これはメンバーの誰々が先導してやっていく」ということが見えていることによってどんどん活動が円滑になっています。「ここは誰々がやってくれているから任せよう」と思うことも多い。それぞれが先導していることイコール、それぞれが将来的に発展させていきたいことでもあります。例えば全体的なプロデュースは将来的にそういう道を見据えているメンバーが先導して、クリエイティブ面でアンテナを張っているメンバーが多くアイデアを出したりする。メディアに率先して出続けているメンバーもいます。それぞれのこの先の道が見えてきているからこそ、グループでのポジションが明確になっている気がします。

山下:グループから入って個人活動も応援してくれる方もいれば、それぞれのソロ活動をきっかけに三代目を好きになってくださるケースも多くあります。僕がメディアに出ることでグループを知ってくれる人が一人でも増えたらいいと思ってやり続けています。僕がレギュラー出演させていただいている「ZIP!」は幅広い層の視聴者がいる番組です。先日メンバーも出演して三代目の特集をやっていただいたのですが、そういった露出によって年末のドームツアーを後押しできれば僕の活動は意味があるものになります。そういうことを考えながら一つひとつの露出に向き合っています。それが自分の役目でもあるし、やりたいことでもあります。

ELLY:夜の情報番組にも出た方が良いんじゃないですか。

山下:夜はバスケの番組に出ているんですよ。みんなは知らないかもしれないけど(笑)。

今市:知ってる知ってる。

山下:僕、一応レギュラー4本あるんですよ。

今市:言ってみてください。

山下:「ZIP!」「Bリーグ全力応援! バスケ魂」、あとラジオが2本。

今市:おお。

小林:忙しい。

山下:でももっと増やしたいです。

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