土屋太鳳(写真:Motoo Naka/アフロ)

体育大学を8年かけて卒業

「日曜日の初耳学」(TBS系、11月10日放送)では、仕事と育児の両立は大変だと語り、現在出演している「海に眠るダイヤモンド」ではロケも多く、撮影現場に5時間かけて行くこともあるので、子どもを帯同していると告白。スタッフが控室を用意してくれており、撮影のときは子どもと外で遊んでもらっているという。

 また、「おしゃれクリップ」(日本テレビ系、5月19日放送)では、子育て中に「ながらトレーニング」をしていると明かしていた。育児にも集中しなくてはいけないときは子どもを抱っこしながら腸腰筋を鍛え、子どもが寝っ転がっているときはキスをするまねをしながら、体幹トレーニングの一種であるプランクをしているという。子育てに奮闘しつつ工夫しながらトレーニングもしているところなどがもっと知られれば、かつてのあざといイメージは薄くなっていきそうだ。

「もともと、真面目でストイックな性格ですからね。菅田将暉とダブル主演を務めた映画『怪物だね君も』の公開直前イベントでは、菅田がそのストイックさについて『怪物ですよ、太鳳ちゃん』と言っていました。弁当だと栄養が偏るため、土屋は現場に食材を切るためにまな板や包丁を持ってくることもあるそうです。また、土屋は日本女子体育大学を8年かけて卒業していますが、卒業前年に自身のインスタグラムで、『お仕事が再開されつつも大学のオンライン授業を引き続き受けていて8年生で卒業がラストチャンスなのでがんばってはいる』とつづっており、学業との両立にも奮闘していたようですね」(同)

 元来のストイックな性格に加え、「ますます演技に貪欲になっている」と話すのは民放ドラマ制作スタッフだ。

「過去に滑舌を改善させるために舌の一部を切る手術を受けたことをトーク番組で明かしたり、『まれ』の役作りでは、活発に見えるようにトレードマークのロングヘアを約40cmカットしたことなどを明かしています。最近は30代を迎える心境について『年齢はただの数字と思っているので、焦りはあまり感じていません』としつつ、これから挑戦したいことについて『子どもの心理学も学びたい』とインタビューで話しています。なんでも、子どもが考えていることを理解して、子ども目線でコミュニケーションがとれるようになることで、演技にも生かしていけると考えているようです。貪欲な姿勢は健在なので、まだまだ進化し続けていきそうです」

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卓越した身体能力を駆使した演技