今季のワールドシリーズではドジャースが進出決定前の10月17日にチケット販売を開始。最低価格が800ドル(約12万円)からに設定されていたが即日完売した。その後の再販ではネット裏の席に100万円以上の値がついていたが、それでも飛ぶように売れ続けた。
「ワールドシリーズは極端だが、ドジャースは強気の価格設定をするはず。東京ドーム2階席最上段や外野見切り席でも2万円は下らないのではないでしょうか。エキサイトシートやネット裏の席ならば15万円くらいになっても驚かない」(在米スポーツライター)
「完売後は転売サイトでさらなる高値での取引も進むはず。大谷景気、恐るべしです」(スポーツマーケティング会社関係者)
プロスポーツは興行(ビジネス)であり、お金によって多くが決まるのは自然なこと。大谷の活躍もあり現在のメジャーリーグは日本でも最も注目されるスポーツ興行となっている。米国に行くことなく自国で観戦できると考えればチケット代を惜しまないファンもかなり多いと考えられ、“需要”に応じた価格となっていきそうだ。