来年予定されているドジャースとカブスのMLB日本開幕シリーズ(3月18、19日/東京ドーム)。今や誰もが“メジャーリーグの顔”と認める存在となった大谷翔平(ドジャース)の凱旋試合への注目が早くも集まっているが、チケット価格は果たしてどれほどになるのだろうか……。
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まだチケットに関する詳細は発表されてはいないが、現在の“大谷の価値”を考えるとエンタメ史上に残る額になるとも言われている。
ドジャースのワールドシリーズ制覇で幕を閉じた今季のMLBだが、大谷を取り巻く熱狂はヒートアップし続けている。これから自身3度目となるシーズンMVPに選出されるかなども注目ポイントだが、来年は日本での開幕シリーズが待っているだけにメディアを中心にオフも大谷一色になる予感。メディアで多く取り上げられれば開幕シリーズを現地で観戦したいというファンも自然と増えてきそうだ。
「大谷と山本由伸がいるドジャース。鈴木誠也と今永昇太のいるカブス。日本を代表する選手たちの所属チームによる真剣勝負が見られるだけにチケット争奪戦は大変なことになるでしょう。肘の故障から復帰予定となっている大谷の二刀流も見られる可能性があるとも言われていますので、なおさらですね」(在京テレビ局スポーツ担当者)
これまでイチローが在籍したマリナーズや松井秀喜が在籍したヤンキースなどが日本開幕戦を行ってきたが、今回は2019年以来6度目となる開催。人気カードとなればチケットは発売と同時に完売、転売サイトなどでは高額取引が行われる「プラチナ券」となる。
「MLB公式戦の米国外開催は選手側の負担が大きい。よって遠征時の待遇を良くするのはもちろん、何かあった際の十分な保険をかけるなど経費がかさむ。その分をチケット代金にも上乗せするため高額になってしまう」(スポーツマーケティング会社関係者)
2019年にマリナーズがアスレチックスと日本開幕戦(東京ドーム)を行った際は、イチローの“見納め”という空気感も漂っており、日本中の注目を集めた。シリーズ前には引退は明かされていなかったが、チケット価格は最高額がエキサイト席で4万円、最低額が外野立見席で2000円に設定されていた。