再就職手当を受給するための要件は8つです。
65歳以降に退職した人は受け取れない
再就職手当を受給すると、就業促進定着手当がもらえる場合もあります。
再就職先に6カ月以上(雇用保険に加入して)雇用されている、再就職後6カ月間の賃金の1日分が離職前の賃金日額を下回っているのが要件です。この手当についても雇用形態は関係ありません。
この再就職手当、就業促進定着手当は、64歳11カ月までに退職した場合はこれらの手当を受け取れますが、65歳以降に退職するとこれらの手当は受け取れません。つまり、64歳11カ月までに退職し、それ以降も働く意思があれば、年金をもらいながら、失業手当、再就職手当、就業促進定着手当も受給できるというわけです。
退職後、仕事を探すために最初に行くのがハローワークです。しかし、ハローワークでの求人検索だけでは納得のいく結果を得られないことが多いです。そこで、ハローワークの意外な活用法と、高齢者向け支援について詳しく解説します。
ハローワークを使い倒してほしい
このようにハローワークは老後の暮らしをサポートする、強い味方なのですが、ハローワークで仕事を探す際、単に求人を検索するだけで終わってしまう方が多いのが残念です。これでは自身の能力や経験を最大限に活かせる仕事に出合うチャンスを逃してしまう可能性があります。