浴室はすべりやすいし、汚れを落とす洗剤類も強め。換気扇も上にあるし、あの羽根が苦手だから、プロに任せよう。そう割り切ると、寒い時期に大掃除しなくちゃ! のプレッシャーがなくなり、とってもラクです。

 不思議なもので、大掃除なしになってからの方が、普段からマメに気づいたところを拭いたり片付けたりできるようになりました。

 何かのきっかけで、お掃除スイッチが入ることがあるんですね。そこは逃さず、いつもの小掃除から中レベルの掃除にします。でも疲れたら、すぐやめます。

 もともと、そんなにがんばらなくちゃならないわけではなく、自分のスイッチが勝手に入っただけですから、勝手にオフにして「お茶休憩」。

 その日にきれいにしたところなんか眺めながらのお茶は悪くありません。
 

年末に書く年賀状  本当に懐かしい人宛にゆっくり書く

 私の場合は、年賀状をすべてやめる「賀状じまい」ではないのですが、年末のうちに「旧年中は大変お世話になりました。本年もよろしくお願い申し上げます」と書くことは、やめました。

 ひとつには、たいてい暮れも押し迫って、このような定型の文言を書いた年賀状の束を年賀専用のポスト口に入れたあと、風邪をひく……という傾向? ジンクス? があったため。

 もうひとつは「年賀状は先方に元旦に着くべき」という自分へのプレッシャーをやめ、新年になってから、ゆっくり書こうと思ったため。

 実際、年末より年始の方が時間がゆったり流れているし、律義に元旦に届くよう書いてくれた懐かしい人からの年賀状でその人の近況を知り、それに応える形でこちらの近況を書くのも悪くないからです。

 あとは、70オーバーになると、義理で書かなくてはならないとか、目上の人に失礼にならないように、といったしがらみから解放されてくるという面もありそうです(喪中はがきが増えてくるのは、寂しくもありますが)。

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形式よりも、語りかけるように書く